北海道

【網走・釧路3泊4日旅】4日目:釧路市湿原展望台

4月に北海道の網走・釧路へ行ってきました。

今回の旅程はざっくり;

という感じ。

きょうは最終日、4日目の記録。

 

▼まずはぽちっと!「いいね」がわりにクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ
にほんブログ村

 

4日目:釧路市湿原展望台、帰宅

羽田に戻る便が早めの時間しか残っていなかったので、この日の旅程はあっさり。

07:30 レフボンJR釧路駅店

ホテルを早めにチェックアウトし、JR釧路駅構内のパン屋さんレフボンJR釧路店へ。

どのパンもとてもおいしそうで迷いつつ、おすすめ!のPOPがついた「湿原のパン」が何時ごろ店頭に並ぶかを聞いてみたら、「たったいま焼けたところです!」と持ってきてくれた。

レフボンJR釧路駅店 JR釧路店限定 湿原のパン

表面の抹茶風味のクランブル?がザクザクで、デニッシュっぽいパンも甘さ控えめでおいしい。

パンをかじりながら、ゆっくり過ごす。

今日の目的地、釧路湿原展望台への路線バスが駅前から発車するのは09:02だからなー。

さて、そろそろお店を出て、トイレへ行ってから、バス停でならぼうっと。

…と釧路駅前のバスターミナルのバス停へ向かい始めると、バス停から「グリーンパークつるい行き」と表示された路線バスが発車していくのが見えた。

あれ???

わたし、「グリーンパークつるい行き」に乗る予定なんだけど???

まだ08:55なんだけど???

頭をひねりつつ、バスターミナルの切符売り場に入って聞いてみる。

釧路湿原展望台に行くバスって、09:02発ですよね?

「いや、こちらのバス停からは08:55発…」「09:02発は駅の逆側、北口のバス停からですね…!!!」

ええええええええーーーーー!!!

「釧路にお住いの方ではないですよね?」「駅の逆側の北口のバス乗り場って場所お分かりではないですよね?」

旅行者ですー、わからないですー

このとき時刻はすでに08:59。

「ここから地下道を通って駅の反対側に行ったところのバス停なのですが、道もバス停の場所も分からない方にはちょっとムリだと思います…」

そんなああああ…

次のバスで行くのでは、もう帰宅する飛行機に間に合わない。

昨日夕方行くつもりが、突然の大雨でとりやめていたので、もう釧路湿原展望台へは行けないのだとがっくり。

09:09 釧路湿原展望台行きバス乗車

それでも、とりあえず走ってみます!

バスターミナルのきっぷ売り場を飛び出し、地下通路を駆け抜け(100%勘でしかない)、北口に出る(100%勘でしかない)。

北口に出たはいいけれど、その先どちらに向かったらいいのかわからない。

とりあえずタクシープールに沿ってぐるっと回り(100%勘でしかない)、わけもわからないまま交差点に出たところで、右側から路線バスが一台走って来て、右折しようとしているのが見えた。

あれ…あのバスじゃないか…?

交差点の信号が青になり、バスがぐーっと右折していくのとほぼ同時に横断歩道を渡ると、その先にバス停があった…!そこでバスが停まった…!「グリーンパークつるい行き」だった…!

まじか…!!!つかまえたよ…!!!奇跡…!!!

乗れたよ!!!

乗る際に、運転士さんにかぶりつきで「釧路湿原展望台に行きますか?」と尋ねてしまった。

行くって!行けるって!ありがたや!

釧路のまちを抜け、住宅街を抜けると、風景が湿原になった。

釧路は湿原。

それを改めて実感する。

09:34 釧路市湿原展望台

路線バスに揺られること30分で、釧路市湿原展望台に到着。

展望台の上に上がるための入館料は480円か…わりと高いな…。

上は資料館になっているけれど、それほど内容が濃いわけでもない。

さらっと見て、展望台に出てみる。

釧路市湿原展望台
釧路市湿原展望台
釧路市湿原展望台

正直、うーん、という感じ。

前日、反対側の細岡展望台から釧路湿原を眺めた時のような息をのむようなスケール感がまったくないんだよな。

資料展示も内容がうすめだし、正直これで480円はなくない?という感じ。

展望台に来る人、降りていく人、わりと同じような感想をぼやきながら歩いていく人が多い。

わざわざくるほどのものじゃないよな、という感想しかない。

ぶつぶつ言いつつ、展望台からぐるっと一周できるという散策路を歩いてみることにする。

と、展望台内の地図に、「クマ害を抑えるため、4月26日は散策路前面閉鎖」と書き込まれていた。

あ、もし前日の夕方にここへ来ていたら、来られはしても散策路には出ることもできなかったんだ…。

木立の中を散策開始。

帰りのバスの時間のことを考えると、行けても片道30分の距離の場所までだな。

釧路市湿原展望台

しずかでいいのだけど…「クマ害を抑えるため」ということは、このあたりに「クマがいる」のは事実なわけで…。

散策路を歩いてくる人たちの足音や、枝葉のガサっという物音がするたびに、飛び上がってしまう(小心者)。

釧路市湿原展望台 こもれびの階段

こもれびの階段を下り、ひだまり広場で折り返す。

その先の「丹頂広場」まで行くと眼下一面に釧路湿原が見えるらしいけど、前日に逆側の細岡展望台から見渡しているからもういいや。クマこわいし。

釧路湿原はこの湿原展望台が高く、反対側の細岡展望台方面が低くなっているのだそう。

だからなのか、この散策路も湿原というよりは里山の雑木林の雰囲気で、気持ちいい小路ではあるけれど特異な風景というわけでもなかった。

湿原展望台へ帰還。

釧路市湿原展望台
釧路市湿原展望台

10:51、釧路駅行きのバスに乗車。

11:32、釧路駅前バスターミナルで下車。

釧路駅構内のお弁当屋さんで、サクラマスとカニといくら寿司弁当を購入。

空港に着いてからお昼ごはんとして食べよう。

12:15 釧路空港行きリムジンバス乗車

釧路空港行きのリムジンバスは前日中にすでにネット購入してあるけれど、先ほどの乗り場(乗車時刻)の勘違いみたいなことがまた起きたら、今日中にはおうちに帰れなくなっちゃう…。

釧路駅バスターミナルのきっぷ売り場へ。

売り場には、さきほどの乗り場間違いのてんやわんやに対応してくれた係員さんがまだ座っていた。

「あの、さっきはありがとうございました。おかげさまで、釧路湿原展望台行きのバス、乗れました!」

「え(驚愕)!乗れたんですか(驚愕)!よかったですー!」

御礼を言いつつ、「で、さらに別件で申し訳ないのですが、このあとの釧路空港行きのリムジンバスはこの売り場の前から、12:15発で間違いないですか?」と確認。

間違いないそうです、ありがたやありがたや。

到着したリムジンバスは乗客でいっぱい。

前日にチケット買っておいてよかった。

13:00、釧路空港着。

13:45 釧路空港発

保安検査場を通過し、先ほど釧路駅で買ってきたお弁当を食べていたら、あっという間に搭乗時刻。

13:45、釧路空港発。

15:30、羽田空港着。

おわりに

今回は、石北本線と釧網本線を乗り通すことができたのはもちろん、遠軽の瞰望岩、網走の北方民族博物館、小清水原生花園、北浜駅、細岡展望台からの釧路湿原の絶景と、充実の旅だった。

雪の時期にも行ってみたいなあ…。

本日の旅の出納帳

網走・釧路3泊4日の旅費、4日目発生分の記録。

湿原のパン(レフボンJR釧路店)385円
しょうゆベーコンパン(レフボンJR釧路店)297円
ダージリンティー(レフボンJR釧路店)143円
釧路駅北口→湿原展望台(阿寒バス)680円
湿原展望台入館料480円
湿原展望台→釧路駅(阿寒バス)680円
ソフトカツゲン138円
サクラマスとカニといくら寿司弁当1,490円
釧路駅→釧路空港(リムジンバス)950円
かきスープカレー756円
ホタテスープカレー756円
6,755円

3泊4日合計61,629円(15,407円/日)。

error: Content is protected !!