4月に北海道の網走・釧路へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
きょうは2日目の記録。
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2日目:網走散策(博物館網走監獄、北方民族博物館、小清水原生花園、釧網本線北浜駅)
起床。
網走駅前の東横INNへ行き、あばしりフリーパス(2,200円)を購入。
今日いきたいところはすべて、これ一枚で回れる。
たすかる。
09:00 「あばしりフリーパス」で網走散策
09:09 網走駅前 → 09:16 博物館網走監獄
網走駅前から網走バスに乗車、博物館網走監獄へ向かう。
動き始めてわりとすぐに「網走刑務所」というバス停のアナウンスがあり、乗客の女の子が降車ボタンを押す。
うーん、彼女が行きたいのは観光スポットとしての「博物館網走監獄」であって、いま現在絶賛稼働中の「網走刑務所」じゃないと思うんだけどな…。
と思ったらやっぱり間違いだったらしく、バスを停めた運転士さんに確認しに行っていた。
たしかに、勘違いしやすくはあると思う 笑。














この網走監獄を含め、北海道にいくつか設置された監獄に収監されていた罪人たちは、「開拓に当たっての使い捨てマンパワー」的な扱いでもあったわけで。
「人権」というものに対する、社会の意識の変遷も感じられる場所だった。
滞在時間2時間弱でちょうどいいぐらいの見学ボリューム。
11:06 博物館網走監獄 → 11:13 北方民族博物館
バスで北方民族博物館へ。
ここ、博物館網走監獄よりもたのしみにしていた場所と言っても過言ではない。
網走の『北方民族博物館』は、いま現在の「国」単位ではなく、北極点から同心円状に広がる同程度の緯度地域において、ヒトという生物に共通する営みみたいなものが可視化されて、めちゃくちゃ良かった https://t.co/opTBL1Kyt0 pic.twitter.com/ZhycKZCjku
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) July 4, 2025
「国」という概念を超えて、いきものとしての人間の在り方の普遍性が感じられて、めちゃくちゃおもしろい。
入館してきて10分15分でさらっと出ていくひとが多かったみたいだけど、わたしは2時間半のあいだ夢中でみていた。
ここに行くために網走を再訪してもいいと思うくらい、興味深い場所だった。
13:52 北方民族博物館 → 14:08 網走駅前
北方民族博物館前からバスに乗り、天都山から遠くにオホーツク海を眺めつつ、網走駅へ帰還。

駅前で夕食用の駅弁を買い、歩いてホテルへ戻る。
部屋でひとやすみ。
15:20 網走バスターミナル → 15:49 原生花園
ホテルを出て、網走バスターミナルへ。
今回の旅程を練っている際、網走駅から東へ向かうJR釧網本線の地図を見ていてどうにも気になって気になった仕方がなかったのが、濤沸湖あたりの地形。
オホーツク海と濤沸湖のあいだは幅数百メートルと思われる砂丘で隔てられているだけで、その細長ーくのびる砂丘の上を、国道と釧網本線が通っている。
これは絶対に行って、見てみたい!!!
あばしりフリーパスで、路線バスに乗車。


まちを抜け、左手にオホーツク海、右手に鶴が舞い飛ぶ湿地帯をながめながら、細い砂丘の上の国道をひた走る路線バス。
車内は、帰宅するらしき高校生でいっぱい。
こんなすごい景色も、彼らにとっては飽き飽きするほどの「日常」なんだよね。
小清水原生花園に到着。

濤沸湖の湿原に、天使のはしご。
幻想的すぎてことばを失う。
遊歩道をたどってオホーツク海側の海岸へ出ると、砂浜のむこうに雪をいただいた知床連山がつらなっているのが見える。

野点セットを広げて、一服。

なんて贅沢な時間なのだ…。



すばらしい場所だった。
16:52 原生花園 → 16:57 北浜駅前
ふたたび路線バスに乗車。

JR釧網本線の北浜駅に到着!

海辺を走る鉄道路線好き、海辺の駅好きのわたしが、以前からぜひ訪れたいと思ってきたこの駅。
オホーツク海とオホーツク海の流氷にいちばん近いというだけでなく、メッセージカードや名刺がびっしり貼られたこの駅舎がとっても有名なのですよね。

日本全国から、世界中から、ここを訪れてきた人たちの想いがいっぱい。
駅舎の中には停車場というカフェがあり、食事もできるようだけど、この日はもう営業が終わってしまっていた。
野点セットを広げて、ちょっと一服。

いつか来てみたいと思ってきたこの場所にも来させてもらった。
ありがとうございますありがとうございます。
外の展望台の上からオホーツク海と知床連山を眺めていたら、ぽつぽつと雨が降ってきた。


さて、そろそろ網走の街にもどろう。
17:57 北浜駅前→18:19 網走バスターミナル
北浜駅前から路線バスに乗り、網走バスターミナルへ帰還。
一日周遊パスで、網走のまちを走り回った。
もう一か所、前夜JR石北本線で近くを通って来たものの、もうまっくらで全く景色が見えなかった網走湖の方へも行ってみたかったけど、さすがにもうバス便の接続がうまくいきそうもないので断念。
またいつか。
18:30 夕食、入浴、就寝
ホテルの部屋へ戻り、昼間に網走駅前で買っておいた駅弁でささっと夕食。
網走駅前
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) July 19, 2025
モリヤ商店
かに・いくら弁当
1,680円
網走を一日中歩き回ってたからもう夕食のことを考えるのがめんどくさくなっちゃって、網走駅前で見かけた駅弁屋さんでかに・いくら弁当、セコマでお酒とお漬物買って、部屋で食べた😋
毎度割とこういうので十二分に満足なんですわ pic.twitter.com/8uujugI936
あすも早いのでね(乗り鉄)。
おやすみなさい。
おわりに
網走、北方民族博物館と小清水原生花園がとくにすばらしかった。
流氷の季節もまた来てみたいな。
本日の旅の出納帳
網走・釧路3泊4日の旅費、2日目発生分の記録。
あばしりフリーパス | 2,200円 |
博物館網走監獄チケット | 1,500円 |
網走監獄ステッカー | 350円 |
チーズぼっこ(プレーン) | 350円 |
北方民族博物館チケット | 500円 |
かに・いくら弁当(モリヤ商店) | 1,680円 |
お酒、漬物等(セイコーマート) | 1,057円 |
網走セントラルホテル(素泊まり2泊) | 11,610円 |
朝食弁当(網走セントラルホテル) | 1,500円 |
20,637円 |