先日、富山県へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
きょうは、1日目の記録。
▼まずはぽちっと!「いいね」がわりにクリックしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村
1日目:白えび亭白えび天丼、能作本社工場見学、高岡七夕まつり&花火大会
10:05 羽田空港発
めずらしく、ゆっくり目のフライト。
というか、この日の富山空港行行きはこの便が始発だった。
今回の富山旅も、ANAのトクたびマイルでこの週にたまたま富山便が出てくれたからこその、唐突な旅。
だんだん色んなものの値段が上がってきているせいか富山駅前では手ごろな宿が見つからず、高岡駅前まで対象を広げて探してようやく折り合いがつく値段の部屋がみつかったので、じゃあ高岡で泊まろう、そのあとどこへ行って何をしようかな…と行きの飛行機内で旅程を考えていたぐらい。
高岡…たしか能作って高岡の会社のはず…お、本社工場が高岡にある…工場見学もやってる…予約制だけど、空き枠があれば入れてもらえるっぽい…ダメでも中のショップやカフェだけでも覗ければいいや…行き方は…バスがありそう…
という感じで、突貫工事で旅程を組んでいく。
11:05、富山きときと空港着

11:13、富山駅行きリムジンバス発
11:42、富山駅着
12:00 白えび亭 とやマルシェ店で白えび天丼
高岡駅から能作まで行けるバスまでまだ結構時間があるので、富山駅でお昼ごはんを食べてから高岡駅へ向かうことにする。
富山駅前でリムジンバスを降りると、駅ビルの中におみやげ屋や飲食店が集まっている一角が。
入ってすぐのところに、白えびが食べられそうなお店 白えび亭があった!
富山と言えば〜✨
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) August 15, 2023
白えび〜✨
天丼〜✨
このお店、天ぷらの衣が薄くて軽く、天つゆも薄味で、白えびの繊細な風味がちゃんと感じられてとても美味しかった。
(そして、昆布の入ったガリがやたらめったらうまい)(売ってたので、買って帰ってきた) pic.twitter.com/eEDuycHhmS
カウンターに置かれたガリまで、やたらめったらおいしい。
白えび天丼、1,290円。
ごちそうさま。
12:26 富山発、 あいの風富山鉄道乗車
白えび亭を出て、あいの風富山鉄道で高岡駅へ向かう。
富山駅もぴかぴかにきれいだなあ…。

先月行った金沢駅もものすごく整備されてたし、やっぱり、新幹線が通るというのはものすごいインパクトがあることなんだというのがわかる。
12:44、高岡駅着
高岡は七夕まつりの真っ最中で、この日は花火も打ち上げられるらしい。

ホテルにチェックインするときに、花火が見られそうな場所について聞いてみようっと。
13:17 能作行きバス(世界遺産バス・白川郷行き)乗車
高岡駅前から、能作行きのバスに乗車。
このバス、世界遺産の白川郷まで行くらしく、大きなリュックを背負った外国人観光客もちらほら。
そうか、白川郷は岐阜県だけど、高岡から南砺を抜けて山間に入ったところとも言えるわけで、ルート的には高岡から辿って行くのも当然合理的で「アリ」なんだよな(所要時間は4時間強らしいけど)。
県名だけで捉えているとなかなかイメージしにくい、身体感覚的な土地と土地との生なつながりが感じられる。
旅の醍醐味。
14:00 能作本社工場 工場見学ツアー、カフェ、アウトレットショップ
30分ほどで、能作本社工場に到着。


中に入ると、ちょうど工場見学ツアーの担当者さんが参加者を集合させているところだった。

おそるおそる「予約はないのですが、この回か次の回に入れますか?」と尋ねてみる。
いきあたりばったり飛び入り参加
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) August 4, 2023
枠、ラスイチだったー!入れてもらえたー!ありがたやー!
各回10名の枠で偶然ひとつだけ空きがあり、入れてもらえた!ありがたや!
工場見学ツアー
もともと真鍮製の仏具をつくってきたという能作。
最近は錫製の箸置きや酒器などのアイテムのイメージが強いかも。
工場見学ツアーでは真鍮と錫どちらも、砂型制作から鋳込み、磨きなどすべての工程を見せてもらえるのだけど、この工場がどこもかしこも美しくて…!











その美しい工場内をめぐる中、職人さんたちが汗を流しながら作業に打ち込んでいる美しい姿にも、何度も目がくぎ付けになってしまった。
工場見学の終わりに、ガイドさんが「工場内とにかく暑かったので、のども乾いてらっしゃると思います。あちらに、富山のおいしい冷たいお水を錫のタンブラーで飲んでいただけるようにご用意がありますので、よろしければぜひ」と声をかけてくれる。
積み重ねられた錫のタンブラーをひとつ手に取って給水マシンのスイッチを押すと、氷の入ったつめたいお水がタンブラーに注がれる。
5秒ほど待って手に取って飲むと、キンッキンに冷えたお水がまろやかにのどを滑り落ちていく。
おーいしーーーーーーい(びっくり)!!!
これは…冷酒なんか入れて飲んだら絶対に絶対に絶対においしいやつ…。
カフェ IMONO KITCHEN
朝からずっと動いてここまで来たので、ちょっとゆっくりしよう。
館内のカフェ IMONO KITCHENでひとやすみ。

能作の本社工場内にあるカフェ
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) August 15, 2023
スイーツを載せた小皿やお水用のタンブラー、窓際に並んだフラワーベースなどどれも錫(すず)製で、素敵だった
チーズケーキは中がぷるぷる、タルト部分はさっくりと軽く、手頃な値段なのにとてもおいしい
窓から見える田園風景にも、すごく癒される pic.twitter.com/p19l0TpNka
窓の外には工場まわりの植栽が美しく並び、その向こうに広がる田んぼでは緑の葉が風になびいて波のようにうねっていて、窓際に座って外をながめているだけで、胸がすくような風景だった。
ファクトリーショップ
ファクトリーショップには、食器、酒器、フラワーベース、風鈴、キーホルダーやピンバッヂ、アクセサリーなど、素敵な錫製品がいっぱい。
その一角にあるアウトレットコーナーでは、アウトレット品が正規品の3割ほど安くなった値段で並んでいる。
…このぐい呑みを買っちゃいました、ハイ。
上記はもちろん正規品。
わたしが購入したのはアウトレット品ということで、言われてみれば若干仕上げが荒いかなという感じはするけれど、ぜんぜん許容範囲。
最近の旅のおみやげで、イイ晩酌セットができてしまった…✨
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) August 8, 2023
✔️富山の「ねばり昆布生姜」
✔️石川の「もろみ漬けほたるいか素干し」https://t.co/lrCozdECPe
✔️鳥取の「焙り甘えび」https://t.co/Slrt6OPqrJ
息子に出したった 笑 pic.twitter.com/DmXoiOj15f
冷蔵庫に入れておいて冷酒を注ぐと、キンッキンに冷えてほんとうにおいしくなる。
こころなしか味もまろやかになる感じ。
いい買い物をしましたー。
さて、バスで高岡に戻ろう。
16:27、能作前発
16:58、高岡駅着
17:00 宿へチェックイン
高岡駅前から歩いてすぐ、Booking.comで予約していた宿にチェックイン。
アパホテル、素泊まり3泊15,957円。
ビジネスホテルが素泊まりで5,000円台になってくると、ああ、コロナ禍前の相場感に着実に戻って来てるなあと感じる。
毎度毎度、必要十分。
ありがとうございます。
18:00 居酒屋「魚人」
七夕飾りがゆれる末広町のアーケード街を歩く。


アーケード沿いに出店が並び、夏休みの子供を連れた家族や学生グループ、カップルが楽しそうに覗き込んでいる。
いいなあ、夏祭りだなあ。
路地を一本入ったところにある居酒屋「魚人」で夕食。
高岡、末広町の居酒屋「魚人」
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) August 15, 2023
しめさば
自家製すりみ
かますの塩焼き
みょうが炭火焼き
いか納豆
清酒「立山」
しめさばの丸い酸味と柔らかな〆具合が絶妙
このあたりは本来、昆布が採れる海域ではないが、北前船の行き来があったために昆布締めが盛んになったエリアだと後で知った
なるほど pic.twitter.com/VezQfge8Qa
The best SURIMI in my life …!
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) August 4, 2023
ふわっふわ&ぷるんぷるん❤️ pic.twitter.com/euwmfDlq8L
新湊の新鮮な魚介はもちろん、それを使って手作りしているという自家製すりみ揚げが、ふわっふわのぷるっぷるでたまらないおいしさだった。
食べて飲んで、3,980円。
ごちそうさま。
再び末広町のアーケードを通って、高岡駅へ戻る。


七夕飾りでにぎわう中を走り抜けていく路面電車、イイねえ~!
路面電車、大好き!
19:30 高岡七夕まつり 打ち上げ花火
この日の高岡の七夕まつりでは、花火の打ち上げがあるとのこと。
庄川の河川敷公園から打ち上げられるらしいので、高い建物がやや少なそうな高岡駅の南口側へ回ってみると、バスロータリー奥にある民家の屋根の上にポンポンと花火が開き始めるのが見えた。
おお、ラッキー!!!
色とりどりの花火が次々と夜空に咲くのをぼーっと見ていると、ぽわーんと変わったかたちが浮かび上がって来た…。
あれは…ドラえもんの顔…???
後でググってみたら、やっぱりこの日、ドラえもんの顔のかたちの打ち上げ花火が上がっていたらしい。
高岡はドラえもんの作者、藤子不二雄F氏の故郷なんだって。
なるほどねー!そういえばそうだったかも!
ロータリーの柱によじのぼって(?)花火を見ている子がいて、かわいかったな。

花火、きれいだったね。
宿へ戻り、お風呂に入り、就寝。
おやすみなさい。
おわりに
白えびは食べられたし、能作に行けたし、七夕まつりの雰囲気も楽しめたし、花火も見られたし。
行き当たりばったりだけど、いい一日だった。
おまけの話
アパホテルのチェックイン時、担当してくれた若い女性に「今日の高岡七夕まつりの花火、どこか見るのによさそうな場所ってありますか?」とダメもとでたずねてみると、「えっ!今日花火があるんですか?」と逆に聞かれてしまった。
慌てて奥へ入っていき、しばらくして手に地図を持って出てきた担当さん。
「この場所から打ち上げるようなので、こちらの建物の屋上へ行くとおそらくちょうどよく見えるんじゃないかと思います」と穴場(?)を教えてくれる。
結局、夕食を食べたらすっかりみちたりてしまって移動がめんどくさくなり、高岡駅前から見られる花火で満足してしまったけど、教えてもらった場所だったらもっと正面から、ドラえもんの顔もきれいに見えただろうなとも思う。
まあでも十分見えたし、いい思い出になったからヨシ!
▼お読みいただきありがとうございました。ブログ村ランキングに参加しています。下の四角いボタンをクリックして応援していただけるととっても嬉しいです。
にほんブログ村
▼その他のブログランキングです。テーマごとにランキング順でご覧いただけます。