鳥取

【鳥取4泊5日旅】2日目:山陰本線「天空の駅」餘部駅、「海を見下ろす駅」鎧駅

先日、鳥取県へ行ってきました。

今回の旅程はざっくり;

という感じ。

きょうは2日目の記録。

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2日目:山陰本線「天空の駅」餘部駅、「海を見下ろす駅」鎧駅

09:45 鳥取駅発

ざんざん降りの雨の中、山陰本線に乗るために鳥取駅へ。

鳥取4泊5日ひとり旅:トワイライトエクスプレス瑞風

ホームへ上がってみたら、トワイライトエクスプレス瑞風が停車していた。

走る豪華列車。

前日の夜に食事をした八洲の大将と酒器の話をしていたら、以前からよく使っていた器の窯元さん、最近は注文しても納品に半年近くかかるようになってしまってちょっと困っている、とのこと。

その窯元さんの器がこのトワイライトエクスプレス瑞風車内での食事に採用されたことで、日本全国から注文が殺到するようになったためらしい。

瑞風、訴求力すごい。

10:45 餘部駅

山陰本線に揺られること1時間で、「天空の駅」餘部(あまるべ)駅に到着。

地上45mの駅から眺める日本海、美しい。

鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 天空の駅 余部
鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 天空の駅 余部
鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 天空の駅 余部

地上から見上げるかつての橋脚、力強くて美しい。

道の駅あまるべへ行ってみる。

カニちらし御膳を食べているうちに、天気予報通り雨が上がって晴れ間も見えてきた。やったー!

さっそく、この日の運行で12時過ぎに余部鉄橋を通過するというトワイライトエクスプレス瑞風を見送りに、再度ホームへ上がっていく。

鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 天空の駅 余部
鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 天空の駅 余部でトワイライトエクスプレス瑞風

ホームには、これを見にここへやって来たっぽい人たちがいっぱい。

スマホを構える人たちの向こうから瑞風がやってきて、ゆっくりと餘部駅を通過していく。

最後尾のデッキ部分に女性車掌さんが立って、トンネルに吸い込まれていくまでずーっと手を振ってくれていた。

ふたたびエレベーターで地上に降り、余部のまちを散策開始。

鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 天空の駅 余部
鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 天空の駅 余部
鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 天空の駅 余部

民家の間の路地を通り、神社の向こうの高台へ歩き、海沿いの堤防へ戻ってくる。

まちのどこを歩いていても、餘部駅がよーく見える。

2010年に、鉄橋からコンクリート造に架け替えとなった餘部の橋。

かつての橋脚や線路を部分的に残し、地上45mの駅とまちを上り下りする全面ガラス張りのエレベーターが印象的な新しい駅舎も、存在感抜群。

公園として整備されている橋の下の一角には、1986年の突風による回送列車転落事故の慰霊碑もあり、冬季にはものすごい風雪となるきびしい環境の中、山陰の大動脈である山陰本線を通し続けてきている餘部駅のオーラみたいなものが感じられた。

14:30 鎧駅

まだ時間があったので、「海を見下ろす駅」として有名な鎧(よろい)駅にも行ってみることに。

餘部駅から上り列車に乗り、3分で鎧駅に到着。

鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 海を見下ろす駅 鎧駅

現在使われていない海側のホームへ抜けていく地下道に、『ふたりっ子』のポスターがぶら下がっていた。

鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 海を見下ろす駅 鎧駅

いっしょに鎧駅に降り立った乗客が10人ほどいたけれど、みんな10分後に来た下り列車に乗って、余部のほうへ戻って行ってしまった。

わたしはせっかくなので漁港の方まで降りて行って、のんびり過ごすつもり。

鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 海を見下ろす駅 鎧駅
鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 海を見下ろす駅 鎧駅

斜面に密集して建つ民家の間を縫うようにしてのびる急な坂を下り、かつて漁港から駅へ海産物を運び上げていたというインクライン跡や、発電所のなごりだというレンガ造りの水路を見ながら、漁港に到着。

鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 海を見下ろす駅 鎧駅
鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 海を見下ろす駅 鎧駅
鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 海を見下ろす駅 鎧駅
鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線 海を見下ろす駅 鎧駅

こんなに何もない駅で2時間半…どうしようかな…と最初は思ったけど、全然平気だった。

港の堤防に腰かけ、釣り人たちの会話を聞きながら、時おり山陰本線のオレンジ色の車両が走っていくのを見上げているだけで、あっという間に時間が過ぎていった。

(晴れてくれてよかった。)

17:01 鳥取駅へ

17時過ぎの列車で、鳥取駅へ。

帰りみちで、鎧駅からトンネルを抜け、余部の橋梁にさしかかる部分を通るのをとても楽しみにしていた。

この部分、餘部駅から地上に降りて見上げた時に不自然に橋梁がカーブしているのが不思議で、どうしてだろう???と思っていたら、お昼ご飯を食べた道の駅あまるべで流れていた橋梁架け替えドキュメント映像でその理由が判明。

可能な限り列車の往来を止めないために、『地上40mの上空で長さ90m、重さ3,800tの巨大な橋を4m水平移動し、さらに5.2度旋回させる』ことで新旧橋梁を架け替える。

あまりの発想と技術力のすごさ、そしてそれをやり切る気迫みたいなものに感動してしまい、ビデオを見ながら泣きそうになってしまった。

鳥取4泊5日ひとり旅:山陰本線で鳥取へ帰還

先人たちのこういうたゆまない研鑽の上に、いまがある。

ありがたやありがたや。

19:00 「順吉」でホルモン焼きそば夕食

18:35 鳥取駅に到着。

前日の夜に夕食を摂った八洲のすぐそばの居酒屋順吉で鳥取名物のホルモン焼きそばを食べられる、しかも全国旅行支援で貰った地域クーポンも支払いに使える、とのことで行ってみる。

ぷるぷるのホルモンとニラが絡んだあっさり味の焼きそば。

おなかいっぱい!おいしかった!

21:00 宿へ帰還、就寝

鳥取4泊5日ひとり旅:鳥取宿泊

おわりに

「鳥取旅」だけど、兵庫県へ足をのばした一日だった。

30年以上前、特急列車に乗って萩・秋吉台へ家族旅行に行ったことがある。

その際、絶対に絶対にこのエリアも通っていたはずなのだけど、当時のわたしは興味がなかったので全然記憶がなくて…。

大人になった今、いつか行ってみたいと思っていた餘部・鎧に今回足を運ぶことができ、ものすごくうれしかった。

楽天トラベルの全国旅行支援。宿泊自体が割引になるのはともかく(そもそもの元値が上がっていることも多いので)、地域クーポンがついてくるのがかなりありがたい。鳥取ではおみやげ購入と食事に使用。

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