2025年末、中国の特別行政区であるマカオへ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
という感じ。
今日は5日目の記録。
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5日目:コロアン地区散策
ナーチャ廟、聖ポール天主堂跡へ
起床、出かける準備をして、宿を出る。
今日は南へ橋を渡った先にあるコロアン地区へ足をのばすつもりだけど、まずは前々日にあまりの人の多さに辟易してしまった聖ポール天主堂跡を再訪してみる。

小雨。
折り畳み傘を出す。



街はもう動き出していて、薄暗くしとしと雨の降る小路を原付バイクがビュンビュン走り抜けていく。




伝統的な中国寺院なんだけど、カトリック寺院である聖ポール天主堂の本当にすぐ隣、言ったら、これもはや天主堂の「中」じゃん!というようなところにある。
こういうごちゃまぜ感が、マカオのおもしろさだと思う。


時刻は朝8時ごろ。
人が全然いなくて、しずか。
雨が蕭々と降っているせいもあるかもだけど、人でごったがえしていない聖ポール天主堂跡をみたかったら、これぐらいの時間がいいのかもね。
ファサード前の階段に腰掛け、野点セットを広げてお抹茶を一服。
来てよかったなあ…。

文記咖啡で朝食
聖ポール天主堂跡を出て、文記咖啡へ。
ココで何を食べたかったかって、
ビファーナですよ!!
表面パリッ、中ふわっとしたパンに薄切り豚肉のカツが挟まれた、ポルトガル由来のポークチョップサンドイッチ。
地元の人でいっぱいの店内に入ると、店員さんがさっそく広東語でばーーーーっと話しかけてくる。
たぶん、中で食べるのか持ち帰るのか、何人なのかを聞いてるんだろうけど、ごめんなさい、わからない…。
まごまごしていると、察した店員さんが二人用テーブルの席に座らせ、メニューを持ってきてくれる。
Google翻訳に掛けながら、メニュー表の「猪扒包(ポークチョップ)」の「三文治(サンドイッチ)」の列を指さし。
OK、OK!と言って下がって行った店員さんがしばらくして持ってきたのは、「雞扒包(チキンチョップ)」の「多士(トーストサンド)」だった。
揚げられた鶏手羽が、四角くて薄いサンドイッチパンの間からにょきっと覗いている。
…指さした場所、見にくかったですかね…。
向かい側に座っていた若い女性が、戸惑っている私を見て、どうしたの?と尋ねてくれる。
いや、ポークチョップサンドを頼んだつもりだったんだけど、全然違うのが来ちゃった(笑)と話したら、お店の人を呼んで説明し、交換してもらってくれた。
うわ、いろいろ申し訳なかった。
でもありがとう。
パンもポークチョップも、とてもおいしかった。
食べていたら、隣のテーブルの老夫婦が話しかけてきた。
どこから来たの?日本?ひとり?へー!
私たちは普段ドイツに住んでいるんだけど、昨日息子の結婚式があったからマカオに帰って来ているところ。
それはおめでとうございます!!!
ドイツにいるという娘さんのところのお孫ちゃんの写真なども見せてくれ、Google翻訳を使いながらしばらく談笑。
さっき全然違う注文をしてしまって、わたしが全然広東語を使えないから…広東語べんきょうしなきゃ!と言ったら、しなさいしなさい!と爆笑。
相席でいろいろ気を配ってくれたお嬢さんにも、お隣で楽しく会話してくれたご夫婦にも、「よい一日を!」でお別れ。
たのしかった。

路線バスでコロアン地区へ
宿の前の停留所から路線バスに乗って、マカオの最南部、コロアン地区へ向かう。
歴史地区を出て、橋を渡り、カジノ群を抜けて走っていく。

1時間弱も乗車するのに、マカオパス支払いだと運賃はたったの3MOP(2025年12月現在のレートで70円ほど)。
マカオは公共交通の交通費が安くて、ほんと助かる…。
日本では考えられない安さなんだもん。

このあたりで欧米人カップルとすれ違って、お互いに思わずフフッと笑う。
前日、鄭家屋敷や媽閣廟でなんどか一緒になったんだよね。
お互いおぼえてたね。

向こう岸は「中国」なんだもんな。不思議な感じ。
昔は中国本土とコロアンを結ぶフェリー航路や、そのためのパスポートコントロールもあったらしいけど、マカオ半島とコロアン島を結ぶ橋ができたことでそれもなくなったみたい。







すっかりひなびた小さな漁村の風情だけど、カラフルな民家やあちこちの壁面を飾るアートがなかなかいい雰囲気。
聖フランシスコザビエル教会や仏教寺院譚公廟に立ち寄りながら、Googleマップでマカオ最南端ポイント(Macau’s Southernmost Point)と出てきた場所まで歩いてみる。
ここがマカオ最南端かー。


東側には、斜面に沿って瀟洒な建物が立ち並んでいる。
たぶん、高級別荘地だね。
さて、コロアンの中心エリアに戻って、何か食べようっと。





エッグタルト、最っ高においしかった。
ポルトガルでもマカオでもいくつか食べてきたけど、ここのエッグタルトがいちばん好み。
…と思ったら、このお店、日本にもあるのね(驚愕)?!
いやほんとうにおいしいから、わかる。
紅茶をたのんだら、しばらくして店員さんがニコニコしながら追加のお湯を差しに来てくれたり、その店員さんも地元のおじさんおばさんって感じの人が多くて、あくせくしていなくてとても雰囲気がよかった。
コロアンのバス停から路線バスに乗り、ハクサビーチへ向かう。
海側の斜面に沿って、先ほどマカオ最南端ポイントから見えた瀟洒な建物群が立ち並んでいるのが見える。
マカオのおかねもちは週末はこのあたりでのんびりゆったり過ごすんだろうな、という雰囲気。
ハクサビーチに到着。

日本語だとつい「白砂」をイメージしてしまったのだけど、実際は黒に近い色の砂浜だった。
砂浜で野点セットを広げて一服。
ビーチで貝殻を拾ったりしつつ、のんびり過ごす。
波は静かで、ライフガードの監視用の塔もあり、犬の散歩をさせる住民らしい人たちがのんびり歩き、マカオの若者グループや家族連れがあちこちでたのしそうに騒いでいるのを見ると、茅ケ崎あたりにいるような気分になって来る。
(海がそれほどきれいでないのもよく似ている)
マカオの旅は、実質的にこの日でおわり。
たのしかったな…。
ビーチのすぐそばのバス停から路線バスに乗車、マカオ市街地へ戻る。
カジノが立ち並ぶコタイ地区では、相変わらずのド派手な建物群の前のバス停からカジノやショッピング帰りらしき観光客がどんどん乗って来る。
カジノは、たのしかったですか?
途中、島側から半島側への橋を渡りつつ、「3本ある橋のうち真ん中の1本(嘉楽庇総督大橋(Old Bridge))だけは歩行者も歩けるみたいだから、今回の旅中に時間があったら歩いてみよう」と思っていたことを思い出す。
フードコートのご店主に話したら、歩く方向が決まっていること、違反すると罰金があることなどを熱心に教えてくれていたから、行ってみたかったんだけどな。
前日、タイパ地区散策の後に行ってみてもいいかと思っていたけど、水筒放置アクシデントで慌てて、すべて吹っ飛んじゃったんだよな。
まあいいや、またいつか。
カモンエス公園
路線バスで宿に戻り、ひとやすみ。
夕食、野菜食べたいな…、生野菜…。
マカオの食事は、ほかの外国に比べて野菜を使っているとは思うけど、それでも日本でふだん摂っている食事にくらべるとずいぶん野菜が少ない。
ビーガン料理が食べられるというPuffin Café へ。
いろんな緑いろで塗り分けられた壁に、大きなパフィンの壁画。
若い女性がどんどん入店してくる。
大豆ミートとブラウンライスのガパオ、野菜たっぷりの生春巻。
満足。
お店を出てすぐのところが、聖アントニオ教会とカモンエス公園になっていた。
夜8時を過ぎているけれど、公園にはびっくりするぐらい「おじさんおばさん」がいっぱいで、みんなそれぞれにウォーキング、ダンス、体操、カラオケ、将棋、おしゃべりに興じている。
緑道をあがっていくと、大きな岩の祠にカモンエスの銅像。
うっそうとした菩提樹の林に囲まれていて薄暗い場所もあるけれど、制服を着た警察官?警備員?が警らしているところに何度か遭遇したりして、不安がない。
暗くなってから、こんなふうにのんびり夕涼みの時間が持てるっていいな。
前日、置き忘れた水筒がそのまま見つかったこともそうだけど、ある意味「中国的な監視社会」が土台としてあることのメリットを感じる。
もちろん、良い面ばかりではないのも大前提としつつ。
そぞろ歩きながら宿へ戻り、隣の新花城超級市場でおみやげのお菓子やインスタントラーメンなどを物色。
ざっくり荷造りをして、就寝。
明日は早朝から空港へ移動しなきゃだからね。
おやすみなさい。
おわりに
コロアン地区、ちいさな漁村の風情の中にアートが点在する感じが、おしゃれでかわいかった。
本日の旅の出納帳
マカオ5泊6日、5日目の旅費の記録。
円換算は概算で。
| 朝食(ポークチョップパン、ミルクティー)(文記珈琲) | 39MOP |
| おみやげクッキー8箱(澳葡金奇) | 198MOP |
| エッグタルト、アールグレイティー(ロードストウズベーカリー) | 38MOP |
| 夕食(ガパオライス、生春巻き、ジンジャーレモンティー)(Puffin’s Cafe) | 152MOP |
| 427MOP(約9,821円) |
