マカオ

【マカオ5泊6日旅】3日目:珠海往復、歴史地区散策(ギア要塞、モンテ砦、聖ポール天主堂跡、康公夜市、観音像、ウィンマカオ噴水ショー)

2025年末、中国の特別行政区であるマカオへ行ってきました。

今回の旅程はざっくり;

という感じ。

今日は3日目の記録。

 

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3日目:珠海往復、歴史地区散策

珠海へ

前夜に夕食を摂ったお店のご主人がおすすめしてくれた、珠海へ。

ホテルの前のバス停から路線バスに乗り、Barirro Va Taiバス停で下車。

国境検問所、關閘へ向かう。

路のあちこちで荷物をひろげ、やり取りをしている人たちが。

マカオから珠海へ
マカオから珠海へ

マカオと珠海の間で、日常的におこなわれている商取引っぽい。

マカオから珠海へ

この女の子が引いているボックスの中には、日本メーカーのチョコレート菓子がいっぱいに入っていた。

マカオから珠海へ

みんな、道端でぎゅうぎゅうに詰めた荷物を転がして、国境検問所の方へ向かっていく。

さて、初めての中国への入国、それも行き当たりばったりのほぼ思い付きでここまで来ていて、無事何事もなく行って帰ってこられるかわからないので、検問所へ向かう前にちょっと腹ごしらえ。

マカオから珠海へ

お腹いっぱいにしておけば、何かあってもとりあえずなんとかなるでしょう。

この日は土曜日ということもあってか、検問所へ向かう人波がすごい。

マカオから珠海へ Portas do Cerco  国境
マカオから珠海へ Portas do Cerco  国境

この建物の中は撮影禁止。

広々としたフロアにはマカオの人用の自動ゲートと、外国人用の対面手続ブースがずらーっと並んでいる。

パスポートと、この日もマカオで宿泊することが明記されている旅程票のプリントアウトを用意して、列に並ぶ。

15分ほど並び、ブースで係員にパスポート類を見せ、マカオ出国完了。

通路の電光掲示板には、その日その時間でのマカオ→珠海と珠海→マカオの出入国人数がオンタイムで流れている様子。

朝10時ぐらいの時点で相当な数が珠海→マカオと移動していたので、週末はマカオでデート!マカオで買い物!マカオでカジノ!みたいな移動が多いんだろうなと思った。

人の流れに乗って広い通路を歩き、今度は珠海側の入国審査へ。

ここでも長い列に並び、20分ほどで入国完了。

トータル30分ほどだったけど、妙な緊張感でめちゃくちゃ疲れた。

外へ出ると、おおお、初めての中国だー!

マカオから珠海へ 

地続きの国境をポンと越えて来ただけなのに、街の雰囲気がマカオと全然違う。

大きな広場の真ん中に国旗が立ち、警官がセグウェイみたいなのりものでブンブン走り回っていて、なんというか、「中国」って感じ(語彙力)。

マカオから珠海へ 
マカオから珠海へ 

国境を越えた先にある珠海の高鐵(新幹線)駅ビルには、飲食店やおみやげショップがいっぱい。

当然のようにマカオ通貨(MOP)は使えない。

香港ドル(HKD)も使えない。

そしてなんと、VISAやMasterといった国際ブランドのクレジットカードも使えない。

呼び込みをしていた若い店員さんに「Credit Card OK?」と尋ねると、「Cre…???」と初めて聞いた言葉のような反応が返ってきた。

財布からクレジットカードを取り出して見せると、「NO,NO,NO」と首を横に振る。

みんないったいどんな手段で支払っているのかと見ていると、スマホでぱぱっと決済している。

あー、やっぱり、アリペイみたいな中国メインの電子マネーが基本なんだなー。

私はといえば、日本以外で使える電子マネーは皆無、手持ち現金は成田で両替してきたHKDと、マカオ空港でやむを得ず両替したMOPの残額程度。

無一文同然である。

このままマカオにとんぼ返りしてもいいのだけど、せっかくだからお昼ごはんぐらい食べて帰ろう。

駅ビル内にある両替所で、50HKDを元へ両替。

毛沢東主席がほほ笑む10元紙幣が4枚、手元にやってきた。

手ごろそうなお店で香辣老鴨粉絲湯というものを注文。

マカオから珠海へ 

血を固めたようなぷるぷるしたものと、ポコポコとした凹凸のある靴紐みたいな麺が入った汁麺。

美味しかったけど、辛くて辛くてむせ返った。

新幹線の駅へ行き、乗客が飛行機の保安検査場のようにひとりひとり身体検査と荷物検査を受けている様子を眺める。

いつかここから新幹線に乗って中国大陸の旅に出発することもあるかもしれないからね。予習。

マカオから珠海へ 珠海駅
マカオから珠海へ 

さて、マカオに帰ろ。

マカオから珠海へ 

来た時の逆ルートで、珠海を出国し、マカオに入国。

相変わらず人の出入りは多く、「国境越えがふつうにある日常」に気圧される。

日本ではない感覚だもんね。

たった4時間だったけど、国境越え、たのしかった!

マカオに無事帰還。

ギア要塞へ

国境検問所前のバスロータリーから路線バスに乗車、ギア要塞へ。

バス停から高台の要塞へは、フウフウいってしまうほどの坂をのぼっていく。

この「坂」な感じ、ほんとポルトガルによく似ている。

地元の人たちがランニングやウォーキングをたのしむ緑道をのぼっていくと、かわいいカラーリングのチャペルと灯台が。

マカオ ギア要塞

チャペルの内部はちょっとオリエンタルな香りのまじったフレスコ画で飾られていて、とてもキュート。

こういう、文化と文化が交わった時の表現って、好奇心や探求心、あたらしい試み、でも最終的には表現者のそれまで経験してきた世界がどうしても残り香として残って、否応なしに漂い出てきてしまう感じがとても好き。

マカオ ギア要塞

ここ、マカオタワー、グランドリスボアなどのランドマークから旧市街のごちゃごちゃの街並みまでぐるーっと全部見渡せて、景色最高だった。

マカオ ギア要塞 グランドリスボア

モンテ砦へ

丘を下ってラザロ地区を抜け、モンテ砦へ。

マカオ 竹の足場
マカオ 竹の足場

細い路地の向こうに、グランドリスボア。

マカオ ラザロ地区

現実感がうすい。蜃気楼みたい。

細い路地が高低差をともなって交差していて、自分がどっちの方向へ向かって歩いていたのかすぐにわからなくなってしまうような街並み。

マカオ ラザロ地区
マカオ ラザロ地区
マカオ ラザロ地区
マカオ ラザロ地区
マカオ ラザロ地区
マカオ ラザロ地区
マカオ ラザロ地区

Googleマップを見ていたのに道に迷って、30分ぐらい同じところをぐるぐるしてしまった。

砦へ上がっていけそうな坂に、ようやくたどり着く。

マカオ ラザロ地区

それにしてもグランドリスボアの”ランドマーク感”は、すさまじいね。

日が落ちかけたころ、モンテ砦に到着。

マカオ モンテ砦 グランドリスボア
マカオ モンテ砦

城塞内を反時計回りにぐるっと回りながら景色を眺めていたら、下に唐突に聖ポール天主堂があらわれた。

マカオ モンテ砦

言わずと知れた、マカオいちばんの人気スポット。

ここからこういう風に見えるとは想像もしていなかったので、思わず「えっ」と声が出てしまった。

こういう位置関係だったのか…。

マカオの街って高低差があって、二次元の地図とイメージのズレが大きいんだよね。

渋谷の宇田川町あたりを歩いている時と、似た感覚。

夕焼け色に染まっていくマカオの街をしばらくぼーっと眺める。

歴史的建造物と、SFチックでド派手なカジノと、トタン屋根のごちゃごちゃした民家がぎゅっと詰まった、時間的にも空間的にもごちゃまぜの街。

好き。

聖ポール天主堂跡へ

モンテ砦からてきとうに細道を降りて行ったら、ちゃんと聖ポール天主堂の横に出た。

マカオ 聖ポール天主堂

ファサードだけがのこっている。

ミロのヴィーナスの、欠落している腕がのこっている部分に想像力を加え、全体をさらに印象的にしているのと同じような感じ。

後ろの聖堂本体が完全なかたちで残っていたら、それはそれで美しくはあるけれど、ここまで印象深いスポットにはなりえなかったと思う。

ファサードの前で写真を撮る人、石段に腰掛けてドリンクを飲む人、階段から見上げた風景を写生する人、とにかく人でいっぱい。

ここは朝いちばんとかに時間を変えて、ひとがいなさそうなときにもう一度来ようっと。

英記茶荘、康公夜市へ

英記茶荘へお茶を買いに行こうと歩き始めたエリアの路地が、また雰囲気最高で。

マカオ アズレージョ
マカオ 歴史地区

暗い路地の両側に薄暗い灯がぽつんぽつんとついた商店や作業場がならんでいたりして、日常のにおいに満ちている。

どこで聞いたのか忘れたけれど、よいお茶屋さんとのことなので行ってみた、英記茶荘。

マカオ 英記茶荘
英記茶荘

店内には壁に沿ってお茶のボックスやトタンの缶がずらり。

お店の奥では店主とお客?近所の人?がテーブルを囲んでワイワイおしゃべりしていて、こちらをあまり気にする風でもない。

古い映画のなかののんびりしたワンシーンみたい。

若い店員さんが片言の英語でアテンドしてくれる。

プーアル茶とキームン紅茶を150gずつ購入。

レトロな店名ロゴ印刷がかわいい小さなビニール袋に茶葉を量り入れ、ぎゅっと押し固めて口を閉じ、油性ペンで日本語カタカナでお茶名を書いてくれる。

日本語書いてくれるんだ…。

ほっこり。

お店を出て宿へ向って行ったら、通りの両側に出店が並ぶエリアに来た。

康公夜市

マカオ 康公夜市
マカオ 康公夜市
マカオ 康公夜市
マカオ 康公夜市

お店を探すのもめんどくさくなっちゃったので、ココで夕飯を済ませよう。

焼きそばと串焼き、自家製レモンティーを購入。

焼きそばは見た目に反して不思議なくらいなんの味もしなくてイマイチだったけど、串焼きとレモンティーはおいしかった。

どんどん人が増えて混雑してきた夜市の通りを出て歩き出したら、あっという間に宿泊している宿の横に出た。

コンパクトな街だなー!

一旦部屋に戻って休憩。

観音像、ウィン・マカオの噴水ショーへ

時刻はまだ19時。

せっかくだから、路線バスで”夜の街マカオ”的なところも見に行ってみようかな。

宿の最寄りバス停から、観音像へ。

風になびくような衣の動きやエキゾチックお顔立ちがやわらかで、なかなか素敵。

海に突き出た土台部分にはベンチがぽつぽつと配されていて、カップルのデートスポットになっているようだった。

MGMの金ピカの獅子像の前をとおり、ウィン・マカオの噴水ショーへ。

カジノホテル前の大きな噴水エリアで、20分から30分間隔で実施されているという噴水ショーは、無料で観覧可。

チクチクと蚊に刺されながらしばらく待っていると、人が増えてきた。

時間になると、大音量の音楽やピカピカのイルミネーションとともに、噴水が躍動するショーがスタート。

こんなものを一日に何十回も無料で提供するとは、ここのカジノはさぞかし儲かっているんだろうなーと関心はするけれど。

正直、絶対行くべき!と強く勧めるほどたいしたものでもない気がした。

路線バスで宿へ帰還。

宿の隣の24時間スーパーで翌朝の朝食を購入し、シャワーを浴びて就寝。

おわりに

前日、フードコートの食堂の店主に進めてもらったので行ってみた珠海。

「中国へ行って帰って来る」わけで、それなりにドキドキして楽しかった。

いつか珠海から高速鉄道に乗り、メインランドチャイナも旅してみたいものです。

本日の旅の出納帳

マカオ5泊6日、3日の旅費の記録。

円換算は概算で。

朝食(ハムパン、エッグタルト)15.5MOP
昼食(香辣老鴨粉湯)(珠海)26元
おみやげ(ミントタブレット)(珠海)13.9元
プーアル茶150g、キームン紅茶150g(英記茶荘)118MOP
夕食(やきとり)(康公夜市)10MOP
夕食(やきそば)(康公夜市)10MOP
夕食(レモンティー)(康公夜市)10MOP
翌日朝食(クロワッサンサンド)(新花城超級市場)16.8MOP
翌日朝食(アプリコットヨーグルト)(新花城超級市場)9.9MOP
翌日朝食(ミルクティ)(新花城超級市場)9.9MOP
250.1MOP(約5,752円)
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