香川

【呉・讃岐3泊4日旅】4日目:金刀比羅宮参り、こんぴらうどん工場店、ことでん琴平線、瀬戸大橋線

ちょっと前のことになりますが、11月末に呉・讃岐へ行ってきました。

今回の旅程はざっくり;

  • 1日目(呉泊):大和ミュージアム、てつのくじら館
  • 2日目(呉泊):両城の二百階段、澤原家近世、長迫公園展望所、音戸の瀬戸、歴史の見える丘、アレイからすこじま、屋台あしあと(蔵本通りの屋台)
  • 3日目(琴平泊):瀬戸内海汽船クルーズフェリーSEA PASEO、予讃線、一鶴丸亀本店、丸亀城、猪熊弦一郎美術館MIMOCA
  • 4日目:こんぴらさん、琴平電鉄琴平線、予讃線、瀬戸大橋

という感じ。

きょうは最終日、4日目の記録。

 

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4日目:金刀比羅宮参り、こんぴらうどん工場店、ことでん琴平線、瀬戸大橋線

朝7時、宿泊していた琴平パークホテルをチェックアウト。

きょうはこんぴらさん詣でで象頭山にのぼるよ。

格好は、いつものレザースニーカーに速乾性の長ズボン、グンゼのカップ付きタンクトップにウール長袖Tシャツ、リュックサック。

暑そうだな…12月なのに…。

08:00 金刀比羅宮参り

7時半、余計な荷物を琴平駅のコインロッカーに入れ、駅のコンビニで飲み物と行動食を買って、出発!

琴平駅
琴平駅

琴電琴平駅、高灯籠にたちよりながら、参道へ向かう。

金刀比羅宮参道
金刀比羅宮参道

08:00 こんぴらさん参りスタート

開店前でまだしずかなおみやげやさん通りをのんびりのんびり歩き、8時ちょっと前に参道入り口に到着。

あ、有名なレンタル杖がある!100円。

金刀比羅宮参道 杖

なくても大丈夫かな。このまま行ってみよう。

参道の両側にびっしり並ぶおみやげやさんもまだ開いてないし、参詣者も少なくてひっそりしていていい感じ。

金刀比羅宮参道
金刀比羅宮参道
金刀比羅宮参道

…と思っていたら、後ろから30人ぐらいの団体がぐんぐん迫ってきた。

みんな「トラピックス」のバッヂを着けてレンタル杖を持ち、小さな旗を掲げたガイドさんについて登って来る。

そのあと、今度は中国人?の団体客。

やはりみんなレンタル杖を持ち、大声でわいわい話しながら上って来る。

…ううう…少しでも静かに上りたいと思ったからちょっと早めに行動開始したのに…8時じゃ全然だめだったか…。

金刀比羅宮参道

金刀比羅宮大門のところで、それまで両側にびっしり立ち並んでいたおみやげ屋さんがパタッとなくなり、門を入ったところにパラソルを立てた下で飴を売っているひとが。

おお、これが五人百姓かー!(この日は3人しかいなかったけど)

すごいよね、代々のお役目。

金刀比羅宮参道
金刀比羅宮参道

08:40 こんぴらさん本宮 金刀比羅宮展望台到着

あまり汗をかきたくなかったので、心拍が上がらないぐらいのペースでゆっくりゆっくり歩いて40分、金刀比羅宮に到着。

金刀比羅宮展望台

景色を眺めていると、後から後から外国人参詣客が上がって来る。

中には両手をあげて杖を振り回してキャーキャー歓声をあげながら鳥居をくぐってくるひともいて、ココいちおう日本における信仰の場なんだけどな…と内心ほの暗い感情がわきあがった。

先へ進もう。

金刀比羅宮参道

金刀比羅宮を過ぎて先へ進んだら、参詣者はがくっと減った。

ガイド付きツアーや外国人参詣客は、金刀比羅宮(本宮)どまりがほとんどなんだろうな。

一転してしずかになった参詣道を、奥社へ向かってゆっくりゆっくり歩いていく。

途中、白峰神社に参詣。

かの有名な崇徳上皇がお祀りされているところ。

「日本国の大魔縁となり天皇を民とし、民を天皇としてみせる」と叫んで自らの舌を食いちぎり、滴る血で大乗経に「天下滅亡」と書き記して果てたと伝えられます。

刀剣ワールドHPより引用

このエピソードとあの絵をはじめて見た時、日本における怨霊信仰の強さをひしひしと感じたものです…。

写真は撮りませんでした。合掌。

09:00 こんぴらさん奥社 厳魂神社到着

スタートから1時間、こんぴらさん奥社に到着。

本宮にくらべてずいぶんひっそりとしている。

お社の脇の岩壁には天狗、烏天狗の彫り物があり、ここに至るまでに通って来た数々の寺社とくらべて修験道的な雰囲気が強く出ている感じ。

野点セットをひろげ、景色をながめながら一服。

無事ここまで来られました。

ありがとうございました。

09:50 こんぴらさん 下山開始

さて、帰りましょう。

白峰神社、金刀比羅宮、旭社、大門。

金刀比羅宮参道
金刀比羅宮参道 神椿 資生堂パーラー
金刀比羅宮参道 神椿 資生堂パーラー
金刀比羅宮参道 大門

どんどんくだる。

日本人も外国人も、ひいひい言いながら石段をあがって来る人が結構多かったけど、体感的にはそこまで言うほどのしんどさは全く感じなかった。

大門までは参詣者やおみやげ屋さんのにぎわいがあって楽しかったし、大門から先は様々なお社や灯籠にこめられた人々の思いみたいなものが感じられておもしろかった。

一生に一度はこんぴら参り

10:30 こんぴらさん 下山完了

下山完了。

金刀比羅宮参道 

琴平駅のコインロッカーに入れた荷物を取りに戻りながら、考える。

この日の羽田行きフライトは、岡山空港発。

琴平駅からJR予讃線で岡山駅へ向かうことしか考えていなかったけど、今回ことでん琴平線に乗らずして、いつかふたたび乗りに来る機会なんて来るだろうか…。

いやない、ふつうに考えればない。

うん、ことでん琴平線に乗ろう。

ことでん琴平線に乗って、高松まで行こう。

そうしよう。

11:00 こんぴらうどん工場店でかけうどんランチ

そうと決まったら、さっとうどんを掻き込むよ。

こんぴらうどん工場店へ。

じつは讃岐うどんってぶっとくてコシが強すぎてあんまり好きじゃないんだけど(胃弱)、ここのうどんはとってもおいしかった。

ヤドンのお揚げ(かわいい)も食べられたし。

あー、こんぴらさん参り、楽しかった!!!

11:42 ことでん琴平線で高松へ

さて、ことでん琴平線に乗車。

ことでん琴平線
ことでん琴平線 高灯籠
ことでん琴平線
ことでん琴平線

約一時間の乗車。

田んぼの中を走り抜け、讃岐富士が見え隠れし、讃岐富士ではなくてもなんとなくのんびりぽこぽこしたかたちの山があちこちに見られ、そうかと思えば大きなため池が駅前に突如あらわれたりして、とてもよかった。

12:43、高松築港駅着。

13:13 高松駅発

ことでん琴平線に乗りながら、丸亀にもういちど立ち寄ることに決めた。

前の日に猪熊弦一郎現代美術館に行った際、ミュージアムショップでおみやげにいくつかグッズを買ったのだけど、アレ買っておけばよかったなあ…と後ろ髪を引かれっぱなしのものがひとつあったのよね。

おいりといのくまさんの琺瑯

この日は月曜日で猪熊弦一郎現代美術館は休館日だけど、丸亀の商店街でとおりかかったおみやげ屋さんの店頭でも見かけたから、あそこへ行けば買えるはず!

OIKAZE

あった、あったよー!買えたよー!

讃岐旅の記憶とともに、毎日わがやで大活躍中。

14:36、岡山行き瀬戸大橋線乗車

14:36、丸亀駅から予讃線に乗車、坂出駅で瀬戸大橋線に乗り換え。

瀬戸大橋 瀬戸大橋線
瀬戸大橋 瀬戸大橋線

さよなら四国。

また来ます。

15:32、岡山駅着。

16:00 岡山空港行きリムジンバス乗車

岡山駅から岡山空港は、小豆島旅の時の土地勘があるから気楽。

16:00、岡山空港行きリムジンバス乗車。

16:30、岡山空港着。

17:20 岡山空港発

17時発だったはずの羽田空港行きフライト、岡山空港についてみたら20分遅延になっていた。

羽田空港が混みすぎて、管制指示により時間調整となったらしい。

最近ほんとこういうのが多くて、羽田行きの帰りの便はほとんど毎回なんらかの遅延が起きている感じ。

羽田空港、ほんと混んでるもんなあ…、まあ自分もその一人だからしかたない。

18:35、羽田空港着。

おつかれさまでした。

おわりに

呉からスタートして四国へ渡り、岡山で終えた今回の旅。

行きたかったところ、乗りたかったもの、全部盛れた!!!

たのしかった。

本日の旅の出納帳

呉・讃岐3泊4日の旅費、4日目発生分の記録。

コインロッカー(琴平駅)400円
行動食、のみもの(コンビニ)594円
レモンゼリー(資生堂パーラー神椿)600円
香川ステッカー2枚870円
こんぴらうどん(こんぴらうどん工場店)450円
おいりサンドクッキー(コンビニ)939円
琴電琴平駅→高松築港駅(ことでん琴平線)700円
高松駅→丸亀(JR予讃線)630円
おいりといのくまさんの琺瑯(OIKAZE)2,750円
骨付鳥味焼うどん(OIKAZE)378円
丸亀→岡山空港(瀬戸大橋線、リムジンバス)1,860円
岡山空港→羽田空港(ANAマイレージ利用)(5,500マイル)
10,171円

3泊4日合計52,396円(13,099円/日)。

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