がんからの回復

【心はまだ苦しいまま…】がんという病、苦しみ、そしてそこからの精神的回復について。わたしの思い。

わたしは、15年前にがんを経験しています。

先日の記事。

いままさにがんの治療を始めようとしている女性、Aさんとの出会いから、「生きるということ」に対するわたし自身の思いを、あらためて振り返ることになりました。

数日後、今度は10年前にがんを経験されたという女性(Bさんとします)からもメールを頂戴しました。

きょうは、そのBさんとのやりとりから振り返った、「がんと、心の苦しみと、そこからの精神的な回復について、わたしの思い」を書いています。

「心はまだ苦しいまま…」: 元がん患者 Bさんからいただいたメール

Bさんの許可を得て、Bさんからいただいたメールを転載します。(文中太字は、n00によるものです。)

はじめまして。Bと申します。私も二児の母で、新米40代です。

(中略)

n00さんの記事には、とても学ぶことが多く、最初におじゃました際、時間を忘れ、子供を放ったらかし、一気に過去記事も読破しました。

n00さんのブログに強く惹かれたのには、文章や内容が魅力的なことに加えて、大きな理由があります。

n00さんの病歴が、私とまったく同じだったからです。私も10年前、妊娠中に罹患し、産後に治療しました。

(中略)

先月、10年目の定期検診を終え、担当医にも「もう来なくていいよ」と言われておりますが、心はまだ苦しいままです。

n00さんは、病気を肉体的にも精神的にも克服なさり、いきいきと毎日を過ごされていて、本当にすごいです。

私もそうありたいのですが、肉体的には回復しても、未だ精神的には回復できないでいます。

この10年は、必死に病の恐怖と戦ってきました。10年目の検診を終えたら、苦しみから開放されるかと期待していましたが、変われません。

でも、もう本当にこんな自分を変えたい!! 

同じような過去を背負いながら、明るく、前向きでいらっしゃるn00さんの考え方に、とても惹かれます。

もしよかったら、n00さんが精神的に回復できたきっかけや、考え方など、もっと詳しくお聞かせいただけたら、とてもとても、嬉しいです。

「がんからの精神的な回復について」: わたしからのお返事

わたしからBさんへ、お返事です。

Bさん

こんにちは。はじめまして。メールをいただき、ありがとうございます^ ^。

寛解(かんかい)10年なのですね。

10年経ったとはいえ、ご自身の今後についての漠然とした不安など、苦しい気持ちでいらっしゃること、辛いですね。お気持ち聞かせていただいて、ありがとうございます。

わたしがまいにちいきいきしていると見えますか^ ^。ありがとうございます。とてもうれしいです。

わたしはずっと、人生は苦しいのが当たり前だと思っていました。だから、病気は辛かったけど、それもある意味当たり前だと思って受け止めていました。(だからこそ淡々と受け入れることができていたのかもしれません。)

Bさんは、『身体がノーと言うとき』という書籍をご存知ですか?

わたしは、退院後の回復の過程でこの本を知り、読んで衝撃を受けました。

自分がそれまでどれほど自分をないがしろにしてきて、それがどれほど自分のこころと体を痛めつけていたか。本に書かれた内容が自分のことのように思え、辛すぎてなかなか読み進められなかったほどです。

いまわたしは、人生は楽しいものだ、というか、楽しくできるものだ、と思っています。

苦しくて当たり前、辛くて当たり前と思っていたのが、15年かけて、少しずつ少しずつかわってきました。

わたしを大事にして、気持ちよくして、たのしくできるのは、わたししかいない。ここ数年で、生まれて初めてそんな気持ちで過ごすようになりました。

どうやってそうなってきたか、といえば…。うーん。

おそらくですが、自分が楽しいと思うこと、気持ちいいと思うことにとことんフォーカスを当てて、自分がそれで楽しく気持ちよくなることを、自分に許してきたことが大きいのではないかと思います。

この食器、このインテリア、この洋服、このアクセサリー、この靴、このバッグ。

この色、このかたち、この素材、におい、手触り、味。

ひとりでキャンプしてると楽しい、山歩きしてると楽しい、旅していると楽しい、インテリアのことを考えていると楽しい、ヨガをしていると気持ちいい、ひとりでただただぼーっと過ごしているのが気持ちいい。

気持ちいいこと、楽しいことをとことん味わう。それを自分にとことん許してやる。

そうすると、少しずつ「いまこのとき」にフォーカスできるようになってきて、過去のことにこだわったり、起きるかどうかわからない未来のことを心配することも少しずつ減っていったように思います。

自分の楽しさ、気持ちよさに気づき、それを大事にしてとことん味わってやることで、自分をとにかく満たしてやる。

そこからだったのかなあと思います。

お答えになっているか、自信がありません。また、これだけで伝えられているとも思えません。

Bさんのお気持ち、思い、何度も聞かせていただければと思います。

ヌー

このメールに対し、たくさんの思いが綴られたお返事を、Bさんから再度いただいています。

それについてはまたの機会に…。

わたしの思い : まとめ

心が傷つき、そこから抜け出せないと感じるような苦しみにとらわれる時、

  • 自分が気持ちいい、楽しいと感じることを、とことん味わう。
  • それをとことん自分に許し、自分を満たしてやる。
  • そうして、自分の「いま」のほうに、目を向けていく。

わたしがたどってきたのは、その大切さを知る道のりだったのだと思っています。

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