先日、伊豆の伊東へ行ってきました。
今回の旅程はざっくり;
- 1日目(伊東温泉泊):一碧湖、大室山、城ケ崎海岸、松川遊歩道、伊東温泉
- 2日目:小室山リッジウォーク、東海館
という感じ。
きょうは1日目の記録。
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1日目:一碧湖、大室山、城ケ崎海岸、松川遊歩道、伊東温泉
夫が出張で泊りがけで出かけることになったので、以前から行ってみたかった伊豆半島の大室山へ行ってみることにした。
急な話だったのであわてて旅程を立てる。
大室山、小室山を路線バスでめぐるにはそれなりに距離もあって、時間も金額もかかりそう。
調べてみると、東海バスフリーきっぷ「伊東・伊豆高原2日券」という周遊券があった。
結構遠方まであちこちを網羅しているので、これを使えば十分回れるし運賃的にもあっという間に元が取れちゃいそう。
伊東へ向かう電車の中で、海を見ながらネット購入。
9時半、伊東駅に到着。
ネットで購入したチケットを現物に換えるため、駅構内にある東海バス営業所へ。
え、待って…ウソでしょ…???
しょっぱなであっという間に旅程が崩壊した(ネットで購入しておいたバス周遊券を引き換える際に営業所でこの張り紙を見て膝から崩れ落ちた) pic.twitter.com/oGP5GwJ4Mq
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) June 20, 2024
きょう明日の予定で来てるのに、その日までちょうどぴったり大室山のリフトが運休…。
窓口で、膝から崩れ落ちる…。
大室山は歩いて頂上まで上がることは禁止されているので、リフトが運休ということはもう大室山の上までは絶対に上がれないし、お鉢めぐりも絶対に無理ということ。
細かいことは大室山へ行ってから考えればいいやと思ってたから、すっかり白紙になってしまった。
まいったなー…。
(フリーきっぷのパンフレット裏の路線図を見ながら3分間逡巡)
決めた。
これで行こう。
09:40、伊東駅前からシャボテン公園行きバスに乗車。
10:00 一碧湖散策
10:07、一碧湖バス停で下車。
湖畔へ向かう。
10万年前の噴火でできた一碧湖は「伊豆の瞳」とも呼ばれ、日本百景にも選ばれているらしい。
一周4㎞の散策路が整備されているようなので、ボート乗り場前から反時計回りに歩いてみる。
木漏れ日とキラキラ光る美しい水面を見ながらのんびりのんびり歩いていると、さっき東海バス営業所で受けた衝撃もどこかへ消えていく。
歩くこと30分弱で、スタートしてきたボート乗り場のちょうど反対側あたり、一碧湖神社がまつられている広場にたどり着いた。
片隅に、青い字で「Cafe」とだけ書かれた看板が立っている。
お腹が空いてきたので、行ってみよう。
11:00 Reposカフェ
看板の文字に誘われて行ってみたお店は、ログハウス調の建物とパラソルが並ぶ開放的なテラスがとっても素敵。
この看板を見て行ってみた 笑
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) June 25, 2024
「大室山に行こうと思って伊東に来たのにリフトが休みだったので、パスタいただきながらこの先の旅程考えます!」と言ったら大変びっくりされて、最後に「バスの本数が少ないので、途中どうしようもなくなったら電話ください」とお店のカードを手渡してくれたヤサシイ✨ pic.twitter.com/bqSPbqnndv
ちょうどランチが始まるところで、おいしいパスタランチを頂けた。
いいお店だった。
一碧湖畔へ戻り、引き続き反時計回りに散策路を歩き始める。
水面の向こうに、木陰の下に緑の草地が広がる場所が見える。
あそこまでいって木の下で腰を降ろしたら気持ちがイイだろうな。
と思って歩き出したら、道が水没していた。
だめだ、一周はできなそう。
仕方がないので、元来た道を戻りだす。
ボート乗り場まで戻ってきた。
歩けなかった半分をこちら側から行けるところまで行ってみようと時計回りに歩き始めたら、こちらも歩道が水没していた。
うーん、なるほど 笑。
一周はムリ。
ま、そういうこともある。
12:00 Mahana feat.木梨サイクル
ボート乗り場横に木梨サイクルとのコラボカフェがあったので、お茶を飲みながら次のバスの時間待ちをする。
あ、湖の向こうに大室山が見える!きれいだなあ…(今回はのぼれないけど)!
それにしても、「木梨サイクル」と聞いてもいまの若い人にはピンとこないんじゃなかろうか。
平成も遠くなりにけり。
13:00 大室山(伊豆シャボテン公園)
12:41、一碧湖バス停からシャボテン公園行きバスに乗車。
美術館や別荘地が立ち並ぶエリアを抜けていくと、窓の外にぽかんと大室山が現れた。
きれいなかたち。抹茶プリンみたいだ。
さて、リフトが確かに動いていないことを確認。
バカだねえ(わたし) pic.twitter.com/SWMhURgt3o
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) June 20, 2024
シャボテン公園の入り口近くの高台まで歩くと、大室山がよく見えた。
野点セットをひろげて、一服。
ほんとは大室山のお鉢で一服したかったなー!
まあ、大室山の美しいかたちそのものを愛でられるのは、大室山以外の場所からこそ。
これはこれでよかったということで。
13:48、シャボテン公園バス停から、伊豆海洋公園行きバスに乗車。
14:15 伊豆海洋公園(城ヶ崎海岸)
14:15、伊豆海洋公園バス停に到着。
ここから城ケ崎海岸をめぐる散策路城ケ崎ピクニカルコースがあるというので、来てみた。
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン入り口の脇から散策路に入ると、熱帯雨林のようなうっそうとした樹林帯。
ちょっと行ったところで、アップダウンがほとんどなく吊り橋までいく「林間コース」と、そこそこのアップダウンを繰り返しながら海岸線に沿って吊り橋までいく「散策コース」に分岐する。
もちろん、散策コースへ。
これが割と自然にまかせた道になっていて、柵もフェンスもほとんどなく岩場や海岸まで自由に出られるようになっているので、歩いていておもしろい。
このカップルが夢中になって写真を撮っているすぐ向こうは、結構な断崖だったりするし。
波が岩にザバザバと当たって砕けている海岸線にも出られる。
ちょうどいい具合に巨大な流木が横たわっている浜があったので、ここでも野点セットを広げて一服してみた。
きもちいい!
ささっと歩けば吊り橋までせいぜい25分のコースらしいけど、わたしはあっちの岩場こっちの浜と寄り道してはまったり景色を眺めてきたので、展望台と吊り橋に着くころにはすでに1時間半が経っていた。
鉄骨とワイヤーでしっかりしたつくりの吊り橋だけど、人が歩けば揺れるし、風は結構強いし、足元には岩に当たって砕ける大波がざぶざぶと打ち寄せているしで、そこそこスリルがある。
吊り橋を渡った先の東屋でひとやすみし、元来た道を戻り始める。
うーん、たのしかった!
16:15、海洋公園バス停から伊東駅行きバスに乗車。
海沿い、山の中、まちを縫うようにして走っていく。
終点の伊東駅よりちょっと手前、いでゆ橋バス停で下車。
予約していた宿へ向かう。
17:00 K’s House Itoにチェックイン
いでゆ橋を渡り、東海館を眺めつつ、お隣のK’s House Itoにチェックイン。
伊東温泉
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) June 24, 2024
松川遊歩道
東海館
後半に出てくる、丸いドームが載ってる方の建物に宿泊 https://t.co/GoqVtutB0H pic.twitter.com/U3lhWolMiU
登録有形文化財となっている趣ある建物がリノベーションされ、宿泊施設として利用されている。
一階には松川の流れに面していくつかの和室がしつらえられていて、宿泊ゲストがPCを開いたり本を読んだりお茶を飲んだり、思い思いに過ごす共用リビングスペースになっている。
地下には温泉。
2階より上が宿泊棟になっている。
荷物を降ろし、夕食を摂りに出ることにする。
もう最近の観光地、食事場所がどれぐらい混むのか全く予想がつかないんだよな。
そろそろ開店するお店が多いはずだから、先手を打ちにいく。
17:30 食処うめはら
伊東駅へ向かう方角に商店街が連なっている。
その一角にあった食処うめはらに入店。
きんめ! pic.twitter.com/W7jxdUdkRt
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) June 19, 2024
金目鯛の煮付けに地魚刺身盛り合わせ、日本酒は富士高砂酒造の高砂純米。
金目鯛の煮付けとお通しで出てきたジンタ(まめアジ)の南蛮漬けが大変美味、地魚のお刺身はまあまあといったところ。
開店30分ぐらいであっという間に満席になっておことわりも出ていたので、地元でも知られたお店だったのかも。
今日は朝が早かったし、いちにち動き回っていたので、さっと食べてお店を出る。
アーケード内のお店は、シャッターが下りているところばかり。
17時半に通った時もこんな感じだったので、ちょっと寂しい。
19:30 松川遊歩道、按針メモリアルパーク
宿に戻る前に、松川遊歩道を歩いてみる。
川沿いに並ぶ竹のランタンと対岸に立つ東海館のあかりが、いい雰囲気。
按針メモリアルパークに到着。
この時間でも釣りをしている人が結構たくさんいた。
朝はやくここへ来たらきれいな日の出が見られそう、と思ったけど、調べてみたら日の出は4時台…。
そんな時間に起きられないわ。
いつの間にか季節が夏になっていることを実感。
20:30 入浴、就寝
松川沿いに宿へ戻る。
地下の温泉、気持ちがよかった。
さっぱりしてドミトリーへ戻ったのだけど、4人?5人?はいるはずの同室者がひとりも帰って来ていない。
これ幸いと部屋のあかりをすべて豆電球の明るさまで落とし、さっさと布団に潜り込む。
就寝。
おやすみなさい。
おわりに
大室山リフトが運休でしょっぱなから旅程崩壊だったけど、湖、山、海と十分にたのしめた。
(それでもやっぱり大室山にはのぼりたかったけどね…!)
本日の旅の出納帳
伊豆・伊東1泊2日の旅費、1日目発生分の記録。
伊東・伊豆高原2日券(東海バス) | 1,800円 |
ニューサマーオレンジ みかんの花咲く丘(石舟庵) | 216円 |
パスタランチ(Reposカフェ) | 1,300円 |
ハーブティー(Mahana feat.木梨サイクル) | 638円 |
ダックワーズ(Mahana feat.木梨サイクル) | 100円 |
百花譜(石舟庵) | 150円 |
夕食(食処うめはら) | 3,940円 |
ドミトリー素泊まり(K’s House Ito) | 3,950円 |
12,094円 |
伊東を公共交通機関でめぐるなら、東海バスの2日間フリーパスはかなり割安だと思う(通常運賃で考えると、この1日だけですでに2,600円分乗車)。
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