がん治療の後遺症により30歳で閉経したため、女性ホルモン不足からの骨粗鬆症を発症しています。
一年半ほど女性ホルモンパッチシール「メノエイドコンビパッチ」や骨粗鬆症治療薬「ボナロン」を使って治療してきましたが、放置していた期間があまりに長すぎてなかなか数値が改善されず…。
通常のひとの6割程度の骨量しかない状態が続いています。
ということで昨年末、夏に認可されたばかりの新薬「イベニティ」という注射を使ったあたらしい治療を開始。
その結果、数か月でおどろくほど数値が改善されました。
きょうは、その後の経過と今後の治療方針に関する記録です。
骨粗鬆症治療薬「イベニティ」接種継続中
2019年11月に始めた「イベニティ」の注射。
まいつき1回の接種を12か月間続けることになるこの治療、この3月はその第5回めでした。
出血がだらだら続く…
30歳で閉経して以来ほぼ生理が皆無の状態が15年ちかく続いていたのですが、骨粗鬆症治療として女性ホルモンパッチシールを週2回貼りつづけたことにより、ときどき出血が見られるようになっていました。
とくにここ半年ぐらいは毎月決まった時期になんとなく始まり、数日間だらだらと続いて収まる、という状態。
それがここ数か月、毎月決まった時期になんとなく始まって結構な量の出血があり、それが収まってきてやれやれと思うと数日後にまたいきなり鮮血っぽく量も多い出血が始まるといった具合で、内心少し心配していました。
子宮頸がん・体がん検査
2月の第4回のイベニティ接種で通院した際に主治医にそれを伝えると、
「あ、じゃあね、心配でしょうから検査しましょうか、はい隣の部屋に移ってー」
と、あっという間に子宮頸がんと体がんの検査に。
…あのいかつい検査台って何度乗っても慣れません。めちゃくちゃ緊張しちゃう…。
仕切りのカーテンのむこうから先生の声が。
「あ、入口にポリープがありますねえ。これが出血の原因じゃなきゃいいんだけど、詳しい結果は来月来た時にお出しするので」
…ううううなにそれ、心配すぎる…。
子宮頸がん・体がん検査の結果と今後の骨粗鬆症治療について
ということで3月のイベニティ第5回接種での診察で、前月におこなった子宮頸がん・体がん検査の結果が出ました。
「子宮頸がん・体がんともにまったく問題ありませんね」
…よかったああああ!ありがとうございます!
「まだ若いから薬の反応も良くて、ホルモンパッチで女性ホルモンが補充されることでだらだら出血しているのだと思います」
「あまりに続いていやだったら、ホルモンパッチシールを貼るのを一週間おやすみすれば出血自体は止まります」
「ただ、骨粗鬆症の治療としてはホルモンパッチシールは貼りつづけてもらっていた方がいい。どうするかはお任せします」
とのこと。
もともと骨粗鬆症の治療としてやっていることですし、外部からホルモンを供給していることが切っ掛けである以上わたし自身に例えばPMSのような不快な症状は一切ないままただ出血がだらだら続いているだけなので、ホルモンパッチはこれまで同様つねに貼りつづけていくことにしました。
- ホルモンパッチ貼付もビタミンD錠剤服薬も継続する
- イベニティの接種も継続する
不正出血などうっとおしいこともありますが、守りと攻めの両輪での骨粗鬆症治療をきちんと続けて行こうと思います。
おわりに
イベニティについては大体第2回めの接種時が数値的にマックスな時期で、そのあとは下がるものだそう。
だからといってそれ以降途中で接種をやめていい結果が出たということはなく、上限である12回までしっかり接種し切ることで、それ以降の数値もいい結果になることが見込まれるとのこと。
1回の接種で15,000円(保険適用後)という高額な注射ですが、いまのところ数値的にしっかり望む結果が出ており、不正出血はあるものの基本的な体調に異常は出ていないので、このまま最後までしっかり継続して行きたいと思っています。
第7回接種時に骨密度の数値などを確認する検査をするということなので、そちらの数値も改善されているといいな。