大分別府

大分別府2泊3日家族旅! 2日目:「地獄めぐり」、宇佐八幡、香りの博物館

JR特急ソニック885

大分県の別府へ、家族4人で2泊3日旅。

1日目は、水族館「うみたまご」、おサルの山「高崎山」、そして宿泊地である鉄輪温泉(かんなわおんせん)で名物料理を堪能しました。

うみたまご
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きょうは、2日目の様子を。

鉄輪温泉もと湯の宿「黒田や」のぜいたくな朝食

宿泊していた宿、「黒田や」の朝食がとてもおいしかった!

バイキング形式ではなく、ひとりひとりにこうしてきっちり用意されているのです。

別府鉄輪温泉黒田やの朝食どれもほんとうに丁寧につくられた味。

名物だんご汁とおみそ汁から選べる汁ものは、だんご汁を。

別府鉄輪温泉黒田やの朝食、だんご汁もちっとした平たい麺がぷるぷるしてておいしい。

名物「りゅうきゅう」をいただきました。

別府鉄輪温泉黒田やの朝食、りゅうきゅうぶりのお刺身を漬けにしたものをご飯に載せ、あたたかいお出汁をかけるお茶漬け。

…これ、はじめて食べたのですが、朝から笑っちゃうほどの美味さです!

正直、バイキング形式の朝食だとどこへいっても似たようなラインナップになってきてしまうので、こうして朝から地のものをきっちりそろえて出してくださるのは逆に新鮮でものすごく贅沢に感じてうれしかった。

ハーフバイキング形式で別途フルーツやサラダ、副菜や汁ものや飲み物もさらに追加できるので、高校生の息子も量的に困ることのないすばらしい朝食になりました。

「地獄めぐり」で温泉のパワーにびっくり

「黒田や」から徒歩5分ほどのところに、「別府地獄めぐり」があります。

ここ鉄輪・亀川の地獄地帯は、千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったといわれています。

そんなところから、人々より、「地獄」と称せられるようになりました。今も鉄輪では温泉噴出口を「地獄」とよんでいます。

別府地獄めぐり公式サイトより引用

 

「別府地獄めぐり」は、以下の7つの温泉から成っています。

  1. 海地獄
  2. 鬼石坊主地獄
  3. かまど地獄
  4. 鬼山地獄
  5. 白池地獄
  6. 血の池地獄
  7. 龍巻地獄

 

このうち①~⑤は「黒田や」の徒歩圏内、⑥⑦はバスもしくはタクシーで10分ほどのちょっと離れた場所にあります。

海地獄

きれいなブルーグリーン色をしたお湯の池があり、その池のあちこちからボウボウと音を立てて温泉が湧きあがっています。

地獄めぐり、海地獄池の向こうが湯気で見えない…。

音と湯気がものすごくて、ちょっと怖いくらいの動画をどうぞ。

これ、機械などで噴出させているわけではなく、いまでもほんとうに自然にこの状態なのだそうです。

ショップの二階は資料館になっていて、地面からガスとともに噴き出す温泉の「地獄」に苦しめられたこの土地が、観光地「地獄めぐり」としてその温泉を活用するようになるまでの足跡をたどることができます。

別府温泉地獄めぐり、海地獄資料館別府という土地の地質なども知ることができ、非常に興味深いです。

鬼石坊主地獄

海地獄のすぐ隣にある鬼石坊主地獄は、灰色の泥の下からボコボコと音を立てて温泉が湧き出ています。

地獄めぐり、鬼石坊主地獄こんなのがあちこちに出てきたら、それは農作物などできませんねえ…。

こちらも動画をどうぞ。

この泥、パックにでも使ったらものすごく効きそう…。

かまど地獄

氏神の竃門八幡宮の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いていた事が名前の由来となっているという「かまど地獄」。

ねばっこい茶色のお湯が湧き出ています。

地獄めぐり、かまど地獄湧き出るというより、噴き出ている。

奥へ進むと、今度はコバルトブルーの大きな温泉池。

地獄めぐり、かまど地獄係の方が、温泉の噴き出し口に向かって煙草のけむりを吹きかける実験を見せてくれます。

そのすぐとなりには、真っ赤な温泉。

地獄めぐり、かまど地獄もとは灰色だったそうですが、どんどん色が変わって現在の色になったそうです。

鬼山地獄

あまりに温泉を見過ぎたのか、この辺りになると温泉自体の印象がどんどん薄くなってきてしまいます。

鬼山地獄で記憶に残るのは温泉ではなく、なんといってもこちら。

地獄めぐり鬼山温泉のワニワニ。

ワニがうじゃうじゃいます。

大正12年に、あたたかい温泉を活用して飼育を始めたそう。

繰り返しになりますが、ワニがうじゃうじゃいます。

別府地獄めぐり、鬼山地獄のワニお互いに、ぎゅうぎゅう重なり合うほどいます。

白池地獄

こちらの地獄では、鬼山地獄とおなじように温水を利用してピラニアやピラルクといったアマゾンの魚たちを飼育しています。

そして大きなコバルトブルーの温泉があったのですが…。

このあたりになると、なんだかノドがいがいがしてきてしまいました。

どうも、ここまで来るのに「地獄」の温泉ガスをまともにたくさん吸ってしまったようです。

写真を撮るのも忘れて退散。

「地獄めぐり」には、使い捨てのマスクを持っていくかハンカチで口と鼻を押さえておいたほうが良いかもしれません。

JR特急ソニック883に乗車

「地獄めぐり」、とっても楽しく回れたのですが。

ノドのいがいががつらかったのと、のこり二つの「血の池地獄」「龍巻地獄」はやや離れた場所にあるため、ここまででおしまいとしました。

「血の池」っぽいのはかまど地獄でみられたし、「龍巻」っぽいのは海地獄でみられたのでまあいいか、と。

ということで、JR特急のソニックに乗り、宇佐八幡へ行ってみることにしました。

鉄輪温泉からバスで約30分、JR別府駅まで移動。

そこから特急で宇佐駅へ向かいます。

待っていたホームにやってきたのは、青い「ソニック883」でした!

JR特急ソニック883子どもたちが小さい時、どれだけこの電車のビデオを観たことか!

リボンみたいなかわいらしいヘッドレストも特徴的。

JR特急ソニック883ほんの30分ほどの乗車でしたが、テンションが爆上がりした時間でした。

パワースポット「宇佐八幡」

JR宇佐駅からタクシーで10分。

「宇佐のご神託」で知られる宇佐八幡へ到着。

全国の「八幡宮」のおおもととなっているスゴイ場所です。

宇佐神宮は全国に4万社あまりある八幡様の総本宮です。

八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后をご祭神にお祀りし、
神亀2年に創建されました。

皇室も伊勢の神宮につぐ第二の宗廟(そうびょう)として御崇敬になり、一般の人々にも鎮守の神として古来より広く親しまれてきました。

八幡総本宮 宇佐神宮ホームページより引用

8世紀に、皇位をのっとろうとした僧、道鏡の悪だくみを防いで国難を排除した和気清麻呂(わけのきよまろ)もまつられています。

宇佐八幡の鳥居黒い輪がつけられているのと、社名を冠した額がないのが宇佐の鳥居の特徴だそう。

ところどころに見られるハート型は、イノシシの鼻のかたちをあらわしたもの。

宇佐八幡和気清麻呂がイノシシに命を助けられたという言い伝えに基づいているようです。

表参道の鳥居をさらに奥へ進む。

石畳のなかに、ふたつ仲良く並ぶ「夫婦石」。

宇佐八幡の夫婦石夫婦はふたりでひとつずつ踏むと夫婦円満、独身はいちどに両足で踏むと良縁を引き寄せるそうです。

母が踏む。

宇佐八幡の夫婦石

息子が踏む。

宇佐八幡の夫婦石

娘が踏む。

宇佐八幡の夫婦石

先へ進むと、本殿が。

宇佐八幡宮本殿三柱の神様がまつられています。

その奥に、大きなクスノキのご神木が。

このクスノキ、あの「EXILE(エグザイル)」のUSA(うさ)さんもアルバムのヒット祈願の願掛けをしたものだそう。

さわりながら一周すると願いがかなうとのこと。

母がさわる。

宇佐八幡宮、エグザイルUSAさん願掛けのご神木

息子がさわる。

宇佐八幡宮、エグザイルUSAさん願掛けのご神木

娘がさわる。

宇佐八幡宮、エグザイルUSAさん願掛けのご神木

あやかれますように…。

ちなみに。

一般的に神社での参拝は「二礼二拍手一礼」が通例ですが、いくつか例外があります。

それが、ここ宇佐八幡と島根県の出雲大社の「二礼四拍手一礼」。

かしわ手を打つ回数が通常の参拝儀礼の倍、4回になっています。

今回おとずれた宇佐八幡と、わが家が昨年のおなじ時期にやはり家族でおとずれた出雲大社

ふしぎなご縁です。

一時間半ほどの短い滞在でしたが、木々に囲まれた参道も本殿もすがすがしく、お社の深い由緒とそれを脈々と伝えてきている清浄なパワーを強く感じました。

JR特急ソニック885に乗車

宇佐八幡からふたたびタクシーでJR宇佐駅へ。

別府へ戻ります。

待っていたホームに滑り込んできたのは、白い「ソニック885」でした!

JR特急ソニック885行きは883、帰りは885。

テンション爆上がりです。

「香りの博物館」でマイ香水づくり

別府へ戻り、「香りの博物館」へ。

こちらも、今回の旅のきっかけになったマンガエッセイ『ぷりっつさんち』で訪れている場所で、このマンガ大好きな娘が今回の別府旅でどうしても行きたいと言った場所です。

ただ、わたしと息子はあまり興味がなかったのでパス。

娘とわたしの母のふたりで、行ってきました。

娘のお目当てはこれ。

大分別府香りの博物館の手作り香水自分で調合できる香水(2,200円)です。

まずミドルノート、トップノート、エンドノートそれぞれ3種類の香りの中からひとつずつ選んで組み合わせ、そこからあらたに別の香りを加えたり、選んだ香りのバランスを整えたりして完成させます。

大分別府「香りの博物館」でマイ香水づくり娘は、スイートフローラルとシトラスとスイートのブレンド。

甘い中にフレッシュさがあって、いかにも若々しい感じがします。

この「香りの博物館」、別府大学の創立100周年事業として開館したそうで、娘とわたしの母曰く、世界各地の香水や美しい香水ビンの展示もあってかなり見ごたえがあり、楽しかったそうです。

鉄輪温泉さんぽ

一方のわたしは、バスで息子と鉄輪温泉へ戻ります。

息子は宿に戻って昼寝するというので、わたしはひとりで温泉街をさんぽ。

カフェでお茶を飲んで一息。

鉄輪温泉のカフェ与八郎

鉄輪温泉のカフェ与八郎はあ~、ひとりの時間って、最高…。

一人時間でエネルギーをチャージしてカフェを後にし、前日から気になっていた街なかの「足蒸し(無料)」もやってみた。

鉄輪温泉の無料の足蒸し椅子に座って、前にある台の蓋をあけるとモウモウと湯気があがってきます。

そのなかに足をつっこんで温めることができるのですが…。

いや、熱すぎて足を入れるどころじゃないし 笑!

鉄輪温泉の足蒸しガニ股でお行儀悪いけど、上の方でかざしているのがやっと!

ほんとに熱くてほんのちょっとの時間入れることすらできなかったのですが、向かい側のカップルは平気で楽しんでいたので、座席の場所によるようです。

…あっちでやればよかった 笑。

同じ建物内に足湯(無料)も。

鉄輪温泉の無料の足蒸し手ぬぐいを持ち歩いているので、こういうときもためらいなく温泉を楽しむことができます。

街の至る所で、ものすごい勢いで立ち上る湯気。

鉄輪温泉

あちこちに点在する温泉浴場では、入口のお地蔵様に手を合わせてから入湯していく地元の方らしき人の姿をよく見かけました。

鉄輪温泉

こちらは、温泉の湯気で食材を蒸しあげる「地獄蒸し」の工房。

鉄輪温泉の地獄蒸し工房いやもうほんとに、街じゅうが温泉の恩恵に満ちている。

ひとり散歩が楽しすぎて、あちらへこちらへウロウロしているうちにすっかり暗くなっていました。

鉄輪温泉宿へ戻って前夜に引き続き名物絶品料理の夕食をお腹いっぱいいただき、一風呂浴びて、おやすみなさい。

大分別府旅行2日目 まとめ

初日に引き続き、二日目も呆れるほど行き当たりばったり&マンガエッセイにおんぶにだっこな旅。

  • 地獄めぐりは、ちょっと怖くなるほど凄まじい温泉パワーを感じられる場所
  • JR特急ソニックに乗るのは、ものすごくテンションあがる
  • 宇佐八幡は、エグザイルも願掛けに訪れるパワースポット
  • 香りの博物館は、マイ香水が手作りできる女子向けスポット
  • 鉄輪温泉の街はとにもかくにも温泉だらけですごい

 

ということで、大満足の2日目でした。

いよいよ最後の3日目は、娘の最大のリクエスト、名物「関サバ&関アジ」をおなかがはちきれそうなぐらいいっぱい食べて帰ります。

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つづきます。

 

楽天トラベルのパック旅行、いいですよ。去年の島根旅行も楽天トラベルで行き、大満足でした。

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