わが家の台所のカウンター収納、いちばん上のひきだしは、高さが12センチしかない浅型です。
小鉢、ボウル、お椀やお茶碗を収めています。
たった12センチ!と思いきや、これがなかなかしっかり入るのです。
これらの器も昨日の記事のお皿と同様、家族が銘々でふだん使っているもの。
小鉢やボウルなのでそれぞれ高さはありますが、コンパクトに収まる重ねのいい器ばかりなので、4人分(ものによっては5人分)重ねてもすっきり収まってくれています。
わが家にとっての「使いやすい器」とは?
お皿と同様、ここに残っているのは、断捨離をくぐり抜けてきた使い勝手のよいものばかり。
こちらも、一週間のうちで一度も使わない、ということはありません。
わが家でのつかいやすさとは何かをあらためて考えた場合、かたちや色が好みであることはもちろんですが、
- 丈夫であること
- 収納しやすいこと
そしてなにより、
- わが家のふつうの家庭料理にも違和感なく使えること
が大事だと感じます。
わたしは、凝った料理や、見た目がすばらしい料理を作ることができません。
さっとできる日々のおかずを盛って、その横にお茶碗によそったごはんと、漆塗りのお椀にいれたお味噌汁。
それだけでおいしそうに見えるのが、わが家にとって「使いやすい器」。
そこを大切にしながら選び、残ってきたものが、わが家のいまの食生活をいろどってくれています。
洋にも和にも使えるガラス鉢
そんなわが家で年中活躍の、とっても使いやすいガラス鉢。
冷蔵庫にあった野菜をどんどん揚げて、揚げびたし。
切り干し大根と大葉のサラダ。
イッタラの「カルティオボウル」という器。
上に向かってひろがるすっきりしたかたちと、ちょっと渋めのグリーンがいい。
北欧の食器なのに、和だか洋だかもよくわからないようなメニューを盛っても、ふしぎと違和感なく受け止めてくれます。
スープをいれたり、夏は冷ややっこも合います。
ひじきの煮ものを入れたりもします。
いい器です。