着物を着始めました。
春に思い立って着付け講習に通い始め、コースの期間が暑い時期に向かっていたので、アイテムの準備も必然的に暑さに対応したものに。
着付けの先生、お茶の先生にお知恵をいただいてそろえた肌着・着付け小物について記録します。
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暑さ対策!肌着&着付け小物5つ
あしべ織肌着
いちばん肌に近いところに着る肌襦袢の、上半身分はこれ。
バストからウエストにかけて、イグサの芯の繊維がキルティング状に縫い込まれていて、これがびっくりするほどしっかりと汗を吸ってくれる。
ちょうど帯が当たって一番汗をかく部分をカバーしてくれるので、着物や帯への汗移りがほとんど感じられない。
汗を吸うだけでなく、胸から腰のあいだの凹凸を埋める補正の役割も果たしてくれるし、来た後は洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えるので扱いもラク。
お茶の先生が、「最初からこれに出会っていたら、これまで下着や補正具に費やしてきたお金を無駄にせずに済んだのに…!」とおっしゃるほどの逸品。
高価だけれど最初からこれに投資しておけば、あれこれ迷う時間もよけいなお金も費やさずに済むと思って購入。
結果、正解だったかと!
(購入時価格:11,000円)
ベンベルクステテコ
いちばん肌に近いところに着る肌襦袢の、下半身分はこれ。
機能性素材ベンベルクのステテコ。
こちらもお茶の先生のおすすめ。
肌にべったり張り付かず、さらさらとした肌触り。
下半身にくるっと巻くスカート状の裾除け肌着だと、脚と脚の間に汗が溜まって股ズレになったりするので、ステテコタイプが涼しくかつ安心なのだそう。
股上が浅いので帯に干渉することもなく、お手洗いに行きやすい。
(購入時価格:1,799円)
メッシュ伊達締め
長襦袢の胸元を押さえる伊達締めも、涼しいメッシュタイプを。
紐一本分、布一枚分でもかるい方が助かる。
マジックテープで固定するので、当たりがソフトで苦しさがあまりないのも好き。
(購入時価格:2,077円)
へちま帯板
帯の土台となる帯板は、へちまのものを。
板状のへちま素材に、肌側がメッシュ、外側が麻&レーヨンの表地を掛けてあり、通気性バツグン。
よくあるピンク色の布が貼られたスタンダードタイプの帯板よりはふにゃっとやわらかいけれど、メッシュだけのタイプのものよりはちゃんとしたハリがある。
両脇にゴムベルトがついているので、自装もしやすい。
(購入時価格:2,780円)
へちま帯枕
帯枕も、へちま素材で。
かるくて、蒸れない。
幅も十分あるので、帯の上辺がすっきり。
(購入時価格:2,280円)
夏に限らず、このまま一年中使いそう…!
徒然草第55段に『家のつくりやうは夏をもって旨とすべし』と書かれているというのは、有名な話。
日本という国の風土では、夏という季節に最適化することがトータルでの最適解になる。
まさにこれ思ってた、欧州と比べても何にもならんよな。
— ヌー : すっきり、さっぱり。 (@like_a_rhino) February 2, 2023
「家のつくりは夏をもって旨とすべし」、千年も前からこの国で言われてきたこと。
夏のあいだも24時間エアコンをつけつづける前提なら、超高機密高断熱の家を建てればいいけどねえ。
家の作りは、気候に依るのよ。 https://t.co/hwy14qw42K
衣類(着物)も同じで、夏を基本に考えておき、そのほかの季節はそこにプラスしていくというレイヤリングの概念で対応するのがいちばん合理的なのかなと。
いまは温暖化で外気温がどんどん上がってきているし、冬でも室内は暖房が行き届きすぎるほど行き届いていて寒さを感じることもほとんどないので、「夏を旨として」用意した装備の数々を、結局は一年中を通して使うことになりそうな気もしています。
おわりに
その道のひとが勧めてくれる良いものは、高く見えても初期投資の価値あり。
結局は、それがいちばんシンプル&ミニマムになるだろうと考えています。
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