ミニマルライフとお金

「ベーシックインカムハウス」とは? 家賃光熱費タダ、さらに毎月15,000円もらえるとか!?

きょうは、家賃タダ、光熱費タダで、しかも住んでるだけで毎月15,000円がもらえるという、信じられないようなスゴい住まいを見に行ってきた、というおはなしです。

「ベーシックインカム」と「ベーシックインカムハウス」

福祉先進国のイメージが強い北欧フィンランドで、福祉政策の行き詰まりを打開するため、昨年のはじめから2年の期間限定で始まった社会的実証実験「ベーシックインカム」

現在はまだ一部の対象のみですが、なんと、生活保護世帯に無条件で毎月一律7万円を支給しています。

 

今月、神奈川県の厚木で、このベーシックインカム制度の概念を取り入れた「ベーシックインカムハウス」という住居がオープンしました。

 

個人オーナーであるカイリュー木村氏の呼びかけに応募してきた70名もの入居希望者の中から、男性3名、女性2名、合計5名の入居者が決定。

 

今月末にかけて、徐々に入居が始まります。

 

世界初の試みとなる「ベーシックインカムハウス」は、平たく言うと

  • 家賃タダ!
  • 水道光熱費タダ!
  • 通信費タダ!
  • 冷暖房完備!
  • 米、麺などの基本的な食料配備アリ!
  • 共用の自家用車一台アリ!
  • 住人ひとりあたり、毎月15,000円を支給!

というもの。

 

…ウソみたいですが、本当の話です。

 

5名の入居者は、ここで共同生活を送りながら暮らします。

 

前記のように、最低限、住むところと食べ物に困らない生活は保証されています。

 

生活費に追われることがなくなるそんな環境下で、自分がやりたいことを思う存分やってもいいし、その反対にまったく何もやらなくてもいい。

 

ベーシックインカム部分にプラスして自分で好きなだけ稼いでもいいし、最低限生きることが保証された安心な住まいでミニマムに淡々と暮らしていってもいい。

 

どちらも居住者自身の自由。

 

…ウソみたいですが、本当の話です(二回目)。

 

福祉先進国フィンランドで始まっている「ベーシックインカム」を、さらに一歩進めたようなこの試み。

 

あたらしい価値観として、そして先の見えない時代のあたらしい福祉やセーフティネットとして、個人的に非常に興味を持ちました。

 

▼生きていくのに必要なお金の話は、こちらからも。
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「ベーシックインカムハウス」は、こんなところ

先日、ご縁があって、まだ本格始動前のその「ベーシックインカムハウス」へ遊びに行ってきました。

 

家賃タダで、光熱費タダで、住んでるとお金がもらえる住居なんて…。

 

さぞかし古めかしく、さぞかし雑多なところなんでしょうねえ…。

 

からの、

 

玄関ホール。
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キッチンとダイニングスペース。
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ソファーとカーペット、テレビのあるリビングスペース。
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廊下を通って、
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居住者の個室が全部で5つ。
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大きなクローゼットスペース。
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洗面所とトイレは男女にそれぞれ一箇所ずつ。
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お風呂。
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…タダ?

 

…これが本当にタダなの???

 

…なんなら、わが家が三年前まで住んでた分譲マンションより広々してるよー。

 

はい、本当に、タダなんですって。

 

それだけじゃなく、毎月お金も貰えるんですって。

 

…本当に、ふつうでは考えられなかったことが、確実にここから始まっています。

なぜ「ベーシックインカムハウス」?

今回お邪魔した厚木の「ベーシックインカムハウス」はすべて、若干27歳の超敏腕経営者カイリュー木村氏が私財を投入して作ったもの。

 

なぜこんな試みをはじめたのか、そのストーリーがまたスゴイ。

 

カイリュー木村氏の過去の発言から、大意を抜粋します。

ある時、芝居をやっている友人から、生活ができないので芝居はやめることにしたと聞かされた。

 

客観的に見ても才能を感じるいいお芝居をしていたのに、そんな人が生活のためにその芝居を諦めなくてはならなかったのは非常に残念。

 

もし、彼が生活に困らない環境さえあれば、こんなことは起きなかったのではないか。

 

一方の自分は、着るものは作業着でいいし、車は動けばいいし、時計は時間がわかればいいというぐらい、まったく物欲がなく、経営者として得るお金の使いみちもとくにない。

 

欲しいものも趣味というようなものもないが、たとえば、自分の所有物件を自分でリノベし、そこで「ベーシックインカム」を導入して希望者を住まわせることができたとしたら。

 

居住者は最低限生きる場所を確保できるし、自分はこれまでどこにもなかった、まったく新しい「とんでもなく面白いことが起こるかもしれない場」を、年間「たった250万円で」作ることができる。

 

自分にとってこれは、車を買ったり時計を買ったりするよりもずっと楽しく、おもしろいお金の使い方だと思った。

…で、本当にできちゃったのが「ベーシックインカムハウス」です。

  • やりたいことがある人には、生活するお金を稼ぐためではなく、やりたいことのためにだけ使える時間を。
  • カイリュー木村氏自身には、お金でもモノでもなく、面白いことを巻き起こす場を。

…思想、価値観、実行力が、もう完全に次の時代、未来へ行っています。

 

世界のどこにもない、はじめての試みである「ベーシックインカムハウス」は、こうして走り出しています。

 

▼わたしが「ベーシックインカムハウス」を見学に行くと決めたきっかけになった、こちらのツイキャスは必聴!
ベーシックインカムハウス軍師会【2018-82】えらてんラジヲ3/4 – YouTube
カイリュー木村氏の、冷徹なまでに冷静な現状認識とクリアな思想が感じられます。

ものすごい勢いで動き出す「ベーシックインカムハウス」

ということでお邪魔した、厚木の「ベーシックインカムハウス」。

 

当日は、なんと一番多い時で20人ぐらいがぎゅうぎゅう詰めのカオス状態。


集まってきている人がみんな半端ないパワーの人ばかりで、車座になってワイワイガヤガヤしているだけで、ポンポンと話が展開していく。

 

そこで繰り広げられていたのは、やはりあたらしい未来を感じさせる思想、価値観、実行力でした。


あいづちを打つのがやっとなくらい、情報過多で刺激的な時間。

 

平凡なアラフォー主婦が感じた諸々と、ここでこれから始まるであろう世界初のくらしのあれこれについては、別記事にて。

 

▼帰宅したら、注文していたこちらが到着していました。わたしがベーシックインカムに興味を持つのは、ごく近い将来、AI (人工知能)の興隆でわが子の「仕事」「お金」「生き方」がどうなるのか、そもそも人間らしく生きていけるのかどうかの、見通しのきかない不安からでもあります。

▼わたしの自己紹介です。
はじめまして、あらためまして、自己紹介。 – すっきり、さっぱり。

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