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すっきり、さっぱり。

まいにちを自由に、ごきげんにくらす。

中高生との家族旅行 ゲストハウスがオススメ!

息子 高1

娘 中2

 

家族で旅行!と思っても、子供も中高生にもなると、

部活だ、模試だ、友達と約束が、そもそも親なんかとなぜ旅行に行かなくちゃならんのだ、

となってくる。

 

そりゃそうだよねー…。

 

わたし自身も、中3の夏にはすでに家族旅行にはついていかなかった。受験生だから家で勉強するもーん、夕飯は友達がきて一緒に食べてくれるってー、だからひとりで大丈夫だもーんと言ったら、親はあっそう、とあっさりわたしだけ置いていった。

 

その夜、約束どおりきてくれた友達数人と、テレビのロードショーを見ながら夕飯を食べた。

 

最初はワイワイ楽しかったのに、そのときの映画が「イヤーオブザドラゴン」という、血が飛び散ったり首が飛んでったりするなかなかにバイオレントなもので、そのうちみんなだんだん口数が少なくなり、映画が終わる頃には、わたしの「ひとりでできるもん」的な気持ちもすっかり萎えてしまった。

 

結局その夜は、友達の家に泊まらせてもらった。受験ガー、勉強ガーとかつまり関係なくて、親と一緒にいってもねえ、することないし、話すことないし、なだけなのね。そりゃあ、わたしの子供達だって絶対思ってるよね、同じようにね。

 

だけど、わたしは子供と一緒にいきたい。子供に思い出を作ってあげたい、とかではなく、ただわたしがそうしたいという自己満足だけ。

 

きっとわたしの親もいまのわたしと同じ気持ちだったんだろうな。親の自己満足、って。だからあのとき(表面上は)あっさり引いて、わたしを置いて行ったんじゃないかと、いまになって思う。

 

とはいえ、来年は娘が受験生になるし、その次は息子が受験生になる。家族で行くことを考えるなら、おそらく今年はラストチャンスの年になる。

 

だから、いくよ!わたしの自己満足だけど、家族で行きたいから、いくよ!

 

幸い、子供達は、行かない!とごねることも、突っぱねることもなかった。これはもう、GOサインと受け止めよう。

 

で、ゲストハウス。

 

もともとバックパック背負って各国のユースホステルやB&Bには泊まっていたりしたので、わたし自身はドミトリーにまったく抵抗なし。大好き。家族はどうかなー、という心配はちょっとだけあったんだけど…。

 

結論からいうと、もう、まったく、問題なし。問題なしどころか、いま、この時期に、彼らと行ったのがゲストハウス、それも下諏訪のマスヤゲストハウスで本当によかった。

 

最初、リビングに通され、チェックインの説明を受けるときこそ少し戸惑っているようだったけど、オーナーのキョンちゃんがあの優しい雰囲気でふわ〜っと子供達に話しかけてくれると、一気に彼らの緊張が解けはじめるのがわかった。

 

リビング片隅のバーカウンターのなかのスタッフさんがそれとなーく示した籠のなかには、けん玉、ウクレレ、大道芸に使うデビルズスティック。子供達が手に取るように、うまーくのせてくれ、少しできると「すごーい!!!上手ー!!!やったことあるの???」と拍手の嵐。もう完全に、つかみはOK状態。

 

どんな簡単なことだったとしても、褒められて絶対に悪い気はしないもん。ふたりとも、「これくらいたいしたことないし」みたいな顔しながら、でも鼻の穴はふくらんで内心バンザイ三唱、みたいな。

 

ありがたや、これが、ゲストハウスなんだなあ。リビングにみんなが吸い寄せられて集まってきちゃう、そんな雰囲気がある。ゲストハウスのリビングは、ひとを判断することも否定することもなく、そのまま受け入れ、受け止めて、おいといてくれる。

 

これって、わたしにとってすごく難しいこと。親として子供にしてあげたいのに、力不足でなかなかしてやれないこと。

 

マスヤゲストハウスのスタッフさんはみんなそれを、意識してやろうと思ってやってるんじゃなく、本当にナチュラルにそう、だったように感じる。あの居心地のよさは、こういうところからじわじわと醸されているとしか思えない。

 

おかげさまで、二泊三日の旅のあいだ、子供達が部屋に引きこもることはなく、ろくに話もせずスマホにどっぷり、みたいなこともなかった。

 

リビングがあり、リビングが引き寄せてくれたおかげで、彼らがほかの大人と、どんな顔で、どんなはなしをするのかも存分にみられた。こういった面は、なかなか普段親は見ることができない。見たことがないだけに漠然と心配していたが、思っていたよりふたりともずっとしっかりコミュニケーションをとっていた。こんな顔して話すんだ、一丁前に大人みたいな顔して…と、成長を垣間見ることができた瞬間でもあった。

 

もし、ホテルに泊まっていたら、絶対にこうはいかなかった。きっと、息子は仏頂面でスマホばかり覗き、娘はリュックに詰めてきた漫画を読みふけっていただろう。かまってくれるな、な雰囲気満点の背中を、親に向けながら。

 

先日、娘に訊いてみた。

 

Q.いままで行ったホテルと、ゲストハウス、どっちがよかった?

 

A.ゲストハウス!

 

Q.どういうところがよかった?

 

A.なんかね、みんな優しかった。

あと、ゲストハウスのひとはみんなゆーっくりしてるから、ききたいことがききやすかったし、お店とか観光の場所とか、教えてもらうのが楽しかった。

ホテルのひとはいつも忙しそうにしてるから、なにかきいたり頼んだりすると悪いなと思っちゃうんだよね。

 

Q.またゲストハウス行きたい?

 

A.行きたーい!!

 

中2にしてはかなり幼い娘の個人的な感想ではあるけれど、こういう時間を共有できるチャンスまでもらえたゲストハウス旅、本当に最高だ!

 

今度は自分たちだけで、行ってみてほしいなあ。

 

いまいるところの一歩外にはいろんなひとがいて、いろんな世界があって、自分が生きていきたい世界は自分で選べること、なによりも強く実感できるはず。

 

思春期の子供にゲストハウス旅、超絶オススメ!